Gluegent Flow で Power Automate を使用して入力フォームで申請された添付ファイルを Sherepoint にアップロードする方法をご紹介します。
設定の流れは以下の通りです。
1. Power Automate の準備
2. 外部システム実行自動処理の準備
3. 検証を行う
重要:
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本記事における Power Automate のスクリーンショットは 2022/8 時点のものです。
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本記事内で使用する「HTTP 要求時の受信」アクションは Premium コネクタに分類されるため、 Power Automate の有償ライセンス(Power Automate Premiumのプラン以上)が必要になります。
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Power Automate の有償ライセンス数は Gluegent Flow と連携設定を行う管理者のユーザー数の分が必要です。連携設定を行うユーザーが 1 人であれば、1 ライセンス必要となります。
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Power Automate の製品に関する仕様・設定方法につきましてはクラウドコンシェルジュのサポート対象外となります。お手数をおかけいたしますが、Microsoft 社のサポートへお問い合わせください。
情報:
Google Workspace版 Gluegent Flow / Gluegent Flow Plus をご利用で、Microsoft 365 を別途ご利用いただいている場合、このマニュアルの方法で実現が可能です。
1. Power Automate の準備
Power Automate にて「作成」をクリックします。
「インスタント クラウド フロー」をクリックします。
「フロー名」に任意の文字列を入力します。
「HTTP要求の受信時」を選択し、「作成」をクリックします。
「manual」をクリックします。
「フローをトリガーできるユーザー」は「誰でも」を選択します。
「サンプルのペイロードを使用してスキーマを生成する」をクリックします。
表示された小画面に必要事項を記述した以下のような値を入力し「完了」をクリックします。
{
"fileName":"",
"contents":""
}
入力された値を元にした内容が「要求本文の JSON スキーマ」に出力されます。「新しいステップ」をクリックします。
検索ボックスに「SharePoint」と入力し、表示された「SharePoint」をクリックします。
「ファイルの作成」をクリックします。
サイトのアドレス・フォルダーのパス・ファイル名・ファイルコンテンツをそれぞれ設定します。
- サイトのアドレス
- ファイルアップロード対象のサイトのURL
- フォルダーのパス
- ファイルアップロード対象のフォルダのパス
- ファイル名
- 「fileName」を入力
- または、吹き出しから選択
- ファイル コンテンツ
- 吹き出しの「式」をクリックします。「base64ToBinary(triggerBody()?['contents']) 」を入力し、「OK」をクリックします。
「保存」をクリックします。
「HTTP 要求の受信時」をクリックし、「HTTP POST の URL」に表示されたURLをコピーします。
(後で使用するので、テキストエディタ等に控えておきます)
2. 外部システム実行自動処理の準備
モデル編集画面にて任意の経路に「外部システム実行自動処理」を追加し、以下の設定を行います。
設定内容は以下の通り
- 自動処理の名前
- 任意
- URL
- 上記でコピーした「HTTP POST の URL」
- HTTPメソッド
- 「POST」を選択
- コンテンツ種類
- 「application/json」を選択
- リクエスト
- 以下のような値を入力
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{
"fileName":"${添付資料.filename}",
"contents":"${添付資料.base64}"
}
「HTTPヘッダー」以降は設定不要です。
3. 検証を行う
作成したモデルを使って実際に申請を行います。
SharePoint にファイルがアップロードされていることが確認できます。