モデルを作成したユーザーが停止・削除された場合、モデルの編集・申請時にエラーが発生します。
これを防ぐため、下記の操作を行なってください。
◯Google ドライブのファイルのオーナー権限譲渡
削除対象ユーザーが作成した Google ドライブの各種ファイルのオーナー権限を別のユーザーに譲渡します。
- Google Workspace の管理コンソールにて「アプリ」>「Google Workspace」>「ドライブとドキュメント」をクリックします。
- 「オーナー権限を譲渡」をクリックします。
- 「現在のオーナー」に削除対象ユーザーのメールアドレス、「新しいオーナー」にオーナー権限の譲渡対象ユーザーのメールアドレスを入力し「ファイルを譲渡」をクリックします。
- 譲渡が完了するとメールが送付されます。
◯Gluegent Flow モデル編集
モデルでテンプレートやリストのマスターデータとして使用している Google ドライブのドキュメント、スプレッドシートへのアクセスには、ドキュメントやスプレッドシートを設定したときのオーナー権限を使っています。
対象のモデルで使用されている Google ドライブのドキュメント、スプレッドシートを再設定してください。
また、自動処理によるスプレッドシートへの出力はモデルを作成 / 更新したユーザーのアカウントを使用しています。削除しない別のユーザーでモデルを更新してください。
◯ロール管理
ロール管理でスプレッドシートを使用しており、「自動的にリフレッシュする」のチェックがオンの場合は、対象のスプレッドシートのオーナー権限の譲渡、およびこの画面で「同期」をクリックしてください。
◯マスター管理
マスター管理でスプレッドシートを使用している場合は、対象のスプレッドシートのオーナー権限を譲渡してください。オーナー権限を譲渡されたユーザーまたは編集権限を持つ削除対象ユーザー以外のユーザーでマスター管理の編集画面を開き、対象のスプレッドシートを再設定してください。
◯Gluegent Flow のドライブへのアクセスの委譲設定
すでに申請されているタスクが処理できるように、以下の操作を行いその権限を譲渡します。
- Gluegent Flow の画面右上のギアアイコンをクリックし「ドメインの設定」をクリックします。
- 「ドライブへのアクセスの委譲設定」にて「現在のアカウント」に削除対象ユーザーのメールアドレス、「新しいアカウント」に上記でオーナーを譲渡されたユーザーのメールアドレスを入力し、「アクセスを委譲」をクリックします。