Gluegent Flow には Google カレンダーの予定を作成する機能は実装されていませんが、Gluegent Flow のいくつかの機能を使うことで、URL をクリックして予定が作成できるようになります。ここでは、タスク作成時に入力された内容から URL を生成し、その URL をクリックして予定が作成できるモデルの作成手順をご紹介します。
重要:
JavaScript については、サポート対象外です。入門書やサイト等をご覧いただき解決していただけますようお願いいたします。
設定の手順
タスクの動作
設定の手順
モデルの作成
モデルの編集画面を開いて、入力フォームを以下の設定で作成します。
名前:タイトル
タイプ:単行テキスト
必須設定:オン
タイプ:日付
名前:開始日
必須設定:オン
タイプ:時刻
名前:開始時間
必須設定:オン
タイプ:日付
名前:終了日
必須設定:オン
※設定内容は「開始日」と同じです。
タイプ:時刻
名前:終了時間
必須設定:オン
※設定内容は「開始時間」と同じです。
タイプ:複数チェック
名前:終日
選択肢:「終日」
タイプ:単行テキスト
名前:場所
タイプ:複数行テキスト
名前:詳細
タイプ:メンバー/グループ
名前:ゲスト
タイプ:カスタムラベル
名前:URL
経路ごとの表示・編集設定:すべて「非表示」
(中略)
スクリプト
var url = "http://www.google.com/calendar/event?action=TEMPLATE";
url = url + "&text=" + encodeURIComponent(${タイトル});
if ((${詳細} != undefined) && (${詳細} != "")) {
url = url + "&details=" + encodeURIComponent(${詳細});
}
if ((${場所} != undefined) && (${場所} != "")) {
url = url + "&location=" + encodeURIComponent(${場所});
}
if (${終日} == "終日") {
var toDateArray = ${終了日}.split("/");
var toDate = new Date(toDateArray[0], parseInt(toDateArray[1] - 1), toDateArray[2]);
toDate.setDate(toDate.getDate() + 1);
url = url + "&dates=" + ${開始日}.replace(/\//g,"") + "/"+ toDate.getFullYear() + ("00" + (toDate.getMonth() + 1)).slice(-2) + ("00" + toDate.getDate()).slice(-2);
} else {
url = url + "&dates=" + ${開始日}.replace(/\//g,"") + "T" + ${開始時間}.replace(":","") + "00/"+ ${終了日}.replace(/\//g,"") + "T" + ${終了時間}.replace(":","") + "00";
}
if ((${ゲスト} != undefined) && (${ゲスト} != "")) {
url = url + "&add=" + encodeURIComponent(${ゲスト.mail});
}
return url;
タイプ:単行テキスト
名前:リンク
経路ごとの表示:申請時のみ「非表示」・他の経路は「表示」
入力チェックにて以下の設定を追加します。
タイプ:項目表示制御
名前:終日チェック
スクリプト
var result = [];
if (${終日} == "終日") {
result.push("開始時間");
result.push("終了時間");
}
return result;
この入力チェックは「終日」のチェックがオンのときに「開始時間」「終了時間」を非表示にするためのものです。
経路にて以下の設定を追加します。
「申請」の経路の「申請」の処理に自動処理を追加します。
自動処理の種類:入力フォーム更新
自動処理の名前:URL取得
更新対象項目名:リンク
更新内容:${URL}
今回の例ではタスク作成時に予定の詳細を入力し、次以降の経路で画面の「リンク」の値をクリックして予定を作成します。
もし、タスク作成後の処理完了メールから予定を作成する場合は、自動処理と「リンク」は不要です。
「URL」の経路ごとの表示を非表示にしましたが、こちらを表示にしてください。
タスクの動作
モデルを保存したら、テストのため作成を行って確認します。確認目的なので、承認経路の担当者には作成者を設定します。
作成されたタスクを表示すると「リンク」にURLが表示されます。
この URL をクリックすると Google カレンダーに遷移し、入力された情報が自動的にセットされます。「保存」をクリックして予定を作成します。