平素より、弊社サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
Microsoft 社からのアナウンス通り、2025年初頭に Microsoft 管理センター(WEBアクセス除く)への認証でパスワード認証を使用している場合、多要素認証が必須になります。
Gluegent GateとMicrosoft 365(EntraID)を連携しているお客様につきましては、以下の対応手順に沿ってExchangeの接続方式を「パスワード」から「証明書」に変更をお願いいたします。
なお、Microsoft 社が発表している、2024年のMFA強化対応については、Gluegent Gate のご利用に影響はありません。2024年のMFA強化対応は、Microsoft 管理センターへのWEBアクセスに限定されているためです。
■Microsoft 社アナウンス
■対象のお客様
- Gluegent Gate と Exchange Omlineをパスワードで連携しているお客様
確認方法:
シングルサインオン > クラウドサービス > Microsoft365 のExchangeの接続方式 がパスワードを選択している。
- Gluegent Gate と Microsoft 365(EntraID)を連携しているお客様
確認方法:
Gluegent Gate の 設定 シングルサインオン > クラウドサービス > Microsoft365 > Exchange Onlineの設定が有効になっている。
もしくは、グループの同期をしているお客様 -
Gluegent Gate で Exchange Onlineのライセンスを付与しているお客様 ※2024/11/19追加
確認方法:
① シングルサインオン > クラウドサービス > Microsoft 365 のID同期が有効にしている。
②ユーザー > ユーザー情報 > Microsoft 365のロール にて「Exchange Online」を選択している。
または、Exchange Onlineを含む SKU製品コード(製品名) のチェックボックス を選択されている。
例)
■対応期限
2025年初頭
※現状Microsoft社から正式な発表がないため、詳細時期は未定
■影響範囲
期限までに対応されない場合、以下の機能が利用できなくなります。
本機能を利用していないお客様は、対応不要となります
- Gluegent Gate からの Microsoft365 へのグループ連携
- Gluegent Gate から Exchange 関連の操作
- Gluegent Gate 側の シングルサインオン > クラウドサービス > Microsoft365 > Exchange 関連の操作
- Gluegent Gate 側の シングルサインオン > クラウドサービス > Microsoft365 > Exchange 関連の操作
※Gluegent Gate から Microsoft365 へのユーザ認証に影響はありません。ID同期関連にのみ影響あります。
操作手順
■【スタートアップガイド】ステップ3:Microsoft 365 でシングルサインオンの設定
■【スタートアップガイド】ステップ4:Gluegent Gate で「シングルサインオン」の設定
- Exchange の接続方式:「パスワード」から「証明書」に変更します
- 証明書(PKCS#12形):プライベート証明書で作成した「oauth.pfx」を選択します
- 証明書のパスフレーズ:プライベート証明書を発行した際に設定したパスワードを入力します
- 「保存」をクリックします
コメント
2件のコメント
2024/10/30 12:15 追記
対象顧客について追記を致しました。
Microsoft社からの情報を随時確認し、Gluegent Gateへの影響範囲の精査を行っております。その結果、対象のお客様が追加となりました。
大変お手数をおかけしますが、あらためてのご確認をお願い致します。なお、対応方法は変わりません。
■ 「対象のお客様」の追加
・Gluegent GateからExchange OnlineのライセンスをMS365に付与しているお客様
※ Gluegent GateからExchange Online関連のライセンスを付与していないお客様は対象外です。
なお、前回のご案内で影響があると判断し、対応されたお客様は、追加対応不要です。
2024/11/19 15:05 追記
記事コメントは受け付けていません。