2022 年 3 月 30 日 (水) 14:00 から 17:00 を目処に Gluegent Gate をリリースいたします。
諸般の事情により本日のリリースは延期となりました。リリースの日程は決定次第、別途お知らせします。(2022/03/30 追記)
リリースの日程が 4 月 6 日(水) 決定いたしましたのでお知らせいたします。
(2022/04/04 追記)
本リリースの内容は以下のとおりです。
このバージョンでの変更点
機能追加
- Microsoft365「シングルサインオンの方式」項目の廃止
Microsoft365のシングルサインオン設定での項目「シングルサインオンの方式」を廃止し、常に「WS-Federation」で認証するように変更します。
現在「SAML」を設定しているお客様に関しては、引き続きSAMLでシングルサインオンが行われますが、Microsoft365の設定を更新したタイミングで「WS-Federation」のシングルサインオンに切り替わります。
※設定は「シングルサインオン」-「クラウドサービス」-「Microsoft365」より、設定が可能です。
- 「送信属性同意画面」での「今後すべてのサービスについて許可する」の選択項目追加
SAML SPにアクセスした際に表示される送信属性の同意画面で「今後すべてのサービスについて許可する」というチェックボックスを追加します。
ユーザーがこの項目をチェックし、SSOを行った場合、以後全てのSAMLサービスに対して暗黙的に属性の送信が許可されるようになります。
- SAML通信用証明書の自動更新機能
SAML SP登録/編集ページに、SP側で公開されているメタデータのURLを設定する項目を追加します。
この項目を設定することで、Gluegent Gateが指定したURLから定期的にメタデータを取得し、自動的に証明書の更新を行う様になります。
※設定は「シングルサインオン」-「SAML」 の登録/編集 画面より、設定が可能です。
- Idpメタデータに新旧の2つの証明書を登録可能に
「システム」-「IdP証明書」からセカンダリ証明書に指定した証明書が、Gluegent GateのIdPメタデータに登録されるようになりました。この変更に伴い、ShibbolethのようなSPは、SAML通信の検証を2枚の証明書を使って検証する様になり、IdP証明書の切替作業をシームレスに行うことができるようになります。
※設定は「システム設定」-「IdP証明書」より、設定が可能です。 - 一部のメールテンプレートでメールアドレスが使用可能に
「システム」-「メールテンプレート」で使用できる変数 ${mail} が「宛先メールアドレス」で選択した内容となります。
- パスワード初期化確認
- パスワード初期化
- ワンタイムパスワード設定初期化確認
- アカウント削除
- アカウント停止
- アカウント停止警告
- 新しい傾向のログインを検知
- アカウント登録完了のご連絡
- リスクベース認証通知
- クライアント証明書発行のご案内
※設定は「システム設定」-「メールテンプレート設定」より、設定が可能です。 - システムから送信するメールの送信元情報について
以前からも「システム」-「システム設定」の「システムメールアドレス」を利用してメールを送信していたのですが、設定がわかりにくいため、画面を変更いたします。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
修正
- Microsoft365のライセンス割り当てAPIの廃止に伴って、Gluegent GateとMicrosoft365のID同期で使用しているコマンドを修正しました。
- そのほか、軽微な不具合を修正いたします。
ご利用中の環境への影響
新バージョンへの切替中も、Gluegent Gateを平常通りご利用いただくことが可能ですが、再度ログインを求められる場合がございます。
コメント
3件のコメント
諸般の事情により本日のリリースは延期となりました。リリースの日程は決定次第、別途お知らせします。
リリースの日程が 4 月 6 日に決定いたしましたのでお知らせいたします。
本日、予定通りリリース作業を実施いたしました。
(3.0.31)
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