1. はじめに
Gluegent Flow をご利用いただくためには、Google Workspace へのインストールが必要です。
このマニュアルの手順に従い、インストールを行ってください。
インストール作業は Google Workspace の特権管理権限を持つユーザー 1 名のみで行っていただきます。また Google Workspace のプライマリドメインのユーザーで行ってください。
注意:
Google Workspace を新規でご契約いただいた場合、開通から 24 時間以上経ってからインストール作業を実施してください。
本マニュアルの対象者
弊社または弊社パートナーより Glugent Flow をご契約いただいたお客様
Gluegent Flow のご導入を検討中のお客様
Google Workspace の管理者様
導入を検討しているお客様:
試用版の Gluegent Flow をご利用いただけます。
本マニュアルに従ってインストールを実施すると、最大 5 名まで利用可能です。詳しくは、ご利用開始時に弊社営業担当者よりご案内いたします。
ご試用いただき、導入するとご判断いただいた際は、弊社営業担当者までご依頼ください。
既にご契約いただいているお客様:
インストール後、弊社によるライセンス数変更作業を行います。
2. インストールの前に
インストールを行う前に、以下の項目についてご確認ください。ご確認いただけない場合、正常にインストールを完了できない場合があります。
ブラウザのキャッシュクリア
インストール作業に使用するブラウザに不要なキャッシュが残っている場合、想定と異なる Google Workspace に Gluegent Flow をインストールしてしまう危険性があります。
ブラウザごとのキャッシュクリア方法は以下の記事を参照してください。
→キャッシュと Cookie の消去
キャッシュを全てクリアすると、ログイン情報等も含めて消去されますので、改めて Google Workspace へのログインを行ってください。
ドメインの所有権確認
お使いの Google Workspace ドメインの所有権確認が完了していないと、Gluegent Flow が正常にインストールできません。ドメインの所有権確認が完了後に Gluegent Flow のインストールを行ってください。
Google ドライブの有効化
お使いの Google Workspace にて Google ドライブがサービスとして有効となっていることをご確認ください。
→Google Workspace ユーザー向けにサービスを有効または無効にする
Google ドライブを起動
Google Workspace の特権管理者権限を有するユーザーにて、Google ドライブにアクセスし、一度 Google ドライブを起動してください。
Google グループを作成
Gluegent Flow は Google グループを使って組織構造を表現します。グループが 1 個も作成されていない場合、インストール中にグループの作成が求められますので予め作成してください。
グループを 1 個も作成していない場合は、以下の手順を参考に任意のグループを作成してください。
Googleグループにアクセスします。
「グループを作成」をクリックします。
「グループ名」と「グループメール」に任意の値を入力し、「次へ」をクリックします。
プライバシー設定で任意の設定を行い、「次へ」をクリックします。
グループに追加するユーザーを入力し、「グループを作成」をクリックします。
情報:
グループメンバーの追加は必須ではありません。
上記の方法以外に管理コンソールでの作成も可能です。
→グループを作成する
3. Gluegent Flow のインストール
Gluegent Flow のインストールは、全て Google Workspace にログインした上で行ってください。
Google Workspace の管理コンソールにアクセスします。
プライマリドメインの特権管理者のメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
プライマリドメインの特権管理者のパスワードを入力し、「次へ」をクリックしてログインします。
コチラにアクセスし、インストールを開始します。
画面右上の「管理者によるインストール」をクリックします。
「続行」をクリックします。
利用規約を確認し、チェックをオンにして「完了」をクリックします。
︙ |
「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
この画面に戻るとインストールは完了しています。
インストールの確認
Gluegent Flow のインストール後、正常に起動できることを確認します。
Google Workspace の管理コンソールにて左のメニューから「アプリ」>「 Google Workspace Marketplace アプリ」>「アプリのリスト」をクリックします。
一覧に「Gluegent Flow」が追加されていることを確認します。
画面右上のアプリ(■が9つのアイコン)をクリックし、下にスクロールすると「Gluegent Flow」が追加されていることを確認します。
4. 初期設定
Google Workspace の管理コンソールの画面右上のアプリ(■が9つのアイコン)をクリックし、「Gluegent Flow」をクリックします。
Gluegent Flow の初回起動時に以下の画面に遷移します。ご担当者様の情報を入力し、「ご担当者様情報を登録する」をクリックします。
情報:
「個人情報保護方針」の内容はこちらをご参照ください。
システムユーザー、ルートグループを設定します。
システムユーザーの選択肢には特権管理者ユーザーが格納されています。このうちの 1 名を選択します。
ルートグループの選択肢には Google Workspace で作成したグループが格納されています。このうちの任意のグループを 1 つ選択します。ルート 1 は必須、ルート 2 以降は任意です。
システムユーザー、ルートグループを選択し、「登録」をクリックします。
これらの項目は設定画面にて変更可能です。
重要:
システムユーザーが所属する組織・グループは必ず Gluegent Flow が利用できるよう設定してください。Gluegent Flow が利用できない組織・グループに所属している場合、Gluegent Flow の各種機能が正常に動作しません。
情報:
Google Workspace にグループが 1 つも登録されていない場合、以下のメッセージが表示されます。
「インストールの前に」で紹介した方法を参考に任意のグループを作成してください。
グループ作成後に同画面にてブラウザの「更新」を実行すると上の画面に遷移します。
画面を閉じた場合は、Google Workspace の管理コンソールのアプリ(■が 9 つのアイコン)から「Gluegent Flow」をクリックしてください。
以下のメッセージが表示されます。完了までしばらくそのままでお待ちください。
情報:
組織情報の取得中にこの画面を閉じても問題はありません。
続けて作業を実施する際は https://gluegent-workflow.appspot.com にアクセスしてください。
「アプリケーションを開始する」をクリックします。
Gluegent Flow に遷移します。
これで初期設定は完了です。
設定したシステムユーザーとルートグループは、 Gluegent Flow 画面右上のギアアイコン>「ドメインの設定」より変更が可能です。
情報:
Gluegent Flow と Google Workspace の契約ライセンス数が異なる場合は、利用ユーザーの管理を行ってください。
→利用可能ユーザーの管理について
インストールが完了したら、早速使ってみましょう。
※本記事の画面キャプチャーおよび動画の内容は2024 年 7 月時点のものです。