Gluegent Flow で Power Automate を使用して入力フォームなどの申請された内容を Teams に通知する方法をご紹介します。
設定の流れは以下の通りです。
1. Power Automate の準備
2. 外部システム実行自動処理の準備
3. 検証を行う
重要:
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本記事における Power Automate のスクリーンショットは 2022/7 時点のものです。
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本記事内で使用する「HTTP 要求時の受信」アクションは Premium コネクタに分類されるため、 Power Automate の有償ライセンス(Power Automate Premiumのプラン以上)が必要になります。
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Power Automate の有償ライセンス数は Gluegent Flow と連携設定を行う管理者のユーザー数の分が必要です。連携設定を行うユーザーが 1 人であれば、1 ライセンス必要となります。
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Power Automate の製品に関する仕様・設定方法につきましてはクラウドコンシェルジュのサポート対象外となります。お手数をおかけいたしますが、Microsoft 社のサポートへお問い合わせください。
情報:
Google Workspace版 Gluegent Flow / Gluegent Flow Plus をご利用で、Microsoft 365 を別途ご利用いただいている場合、このマニュアルの方法で実現が可能です。
1. Power Automate の準備
Power Automate にて「作成」をクリックします。
「インスタント クラウド フロー」をクリックします。
「フロー名」に任意の文字列を入力します。
「HTTP要求の受信時」を選択し、「作成」をクリックします。
「manual」をクリックします。
「フローをトリガーできるユーザー」は「誰でも」を選択します。
「サンプルのペイロードを使用してスキーマを生成する」をクリックします。
表示された小画面に必要事項を記述した以下のような値を入力し「完了」をクリックします。
{
"申請者名":"",
"申請部署名":"",
"処理担当者":"",
"申請内容":""
}
この例では「申請者名」にタスクの作成者名、「申請部署名」にタスクの作成者が所属しているグループ名、「処理担当者」に「承認待ち」経路の担当者(メールアドレス)、「申請内容」に画面の入力フォーム「申請内容」に入力された値を使用しています。
入力された値を元にした内容が「要求本文の JSON スキーマ」に出力されます。「新しいステップ」をクリックします。
「Microsoft Teams」をクリックします。
「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」をクリックします。
投稿者・投稿先・チーム・チャネル・メッセージをそれぞれ設定します。
- 投稿者
- フローボット
- 投稿先
- チャネル
- チーム
- 任意の投稿先チームを選択
- チャネル
- 任意の投稿先チャネルを選択
- メッセージ
- 「コードビュー」(</>)で作成
情報:
- チーム・チャネルは予め作成してください。
- メッセージでコードビューを使用すると、「HTTP 要求の受信時」で入力した項目が変数として使えます。
- <at>タグを使用するとメールアドレスをメンションとして使用できます。
「保存」をクリックします。
「HTTP 要求の受信時」をクリックし、「HTTP POST の URL」に表示されたURLをコピーします。
(後で使用するので、テキストエディタ等に控えておきます)
2. 外部システム実行自動処理の準備
モデル編集画面にて任意の経路に「外部システム実行自動処理」を追加し、以下の設定を行います。
設定内容は以下の通り
- 自動処理の名前
- 任意
- URL
- 上記でコピーした「HTTP POST の URL」
- HTTPメソッド
- 「POST」を選択
- コンテンツ種類
- 「application/json」を選択
- リクエスト
- 以下のような値を入力
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{
"申請者名":"${作成者名}",
"申請部署名":"${申請所属グループ名}",
"処理担当者":"${承認待ち.担当者}",
"申請内容":"${申請内容}"
}
「HTTPヘッダー」以降は設定不要です。
3. 検証を行う
作成したモデルを使って実際に申請を行います。
Teams に設定した内容を含む投稿が行われることを確認します。