複数のお客様より、iOS 端末 の Safari や Gmail アプリから「アクセスキー認証(外部ブラウザ)」ログインができないとのお問い合わせをいただきました。
弊社環境で検証したところ、iOS 端末からのログインにおいて Chrome が起動できず、「アクセスキー認証(外部ブラウザ)」での認証が行なえないことを確認いたしました。
おそらく セキュリティの観点から iOS 側にて Chrome ブラウザを起動できないよう仕様変更があったものと推察されます。
残念ながら、弊社での対応は技術的に難しい状況でございます。
~以前の流れ~
- iOS 端末の Safari や Gmail アプリからログイン
- Gluegent Gate ログイン画面に ID / PW を入力
- 画面に「ログイン」が表示され、タップすると Chrome が起動
- (内部処理にて) Chrome が保持しているアクセスキー (Cookie) を参照
- Safari やアプリに戻りサービスが利用可能
※ 上記3. の Chrome 起動が、仕様変更により起動されなくなった模様です
【代替策】
Gmail アプリの場合、「アクセスキー認証(外部ブラウザ)」の代わりに「アクセスキー認証」がご利用いただけます。
アクセスキー認証で以下の方法であればログインが可能になっております。
もし、運用に合いましたらご検討ください。
- Gluegent Gate 管理画面の「システム」>「端末」をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「アクセスキー申請」のチェックをオンにし、「保存」をクリックします。
- Gluegent Gate 管理画面の「認証」と「アクセス権限」ルールで「アクセスキー認証(外部ブラウザ)」と設定されているものを「アクセスキー認証」に変更します。(注1)
- iOS 端末にて Gmail アプリでアカウントの追加を行います。
- Gluegent Gate のログイン画面にてログイン後、アクセスキーの申請画面が表示されますので、申請を行います。
- Gluegent Gate 管理画面の端末一覧で、6 で申請されたアクセスキーを有効化します。
- iOS 端末で戻るアイコン(<)をタップし、ログイン画面まで戻ります。
- ID / パスワードを入力し、ログインします。
注1:現在も「アクセスキー認証(外部ブラウザ)」でログインができているユーザーがいる場合は、このルールを変更せず、「アクセスキー認証」用のルールを新規作成してください。
上記方法は、 5 〜 9 の間、Cookie が保持されているために有効な方法です。
申請画面の次の画面を閉じたり、アプリを閉じると Cookie が破棄されログインできなくなりますので、ご注意ください。
1 回のログインでしか使えない方法ですが、頻繁にログアウトするということがなければ有効かと存じます。