Gluegent Flow で同一経路に複数の自動処理を定義した場合に、直前の処理結果を受けて次の自動処理を実行しようとしても入力フォーム値が取得・反映できない等、意図した結果にならない問題がありました。
この問題を解決するため、自動処理実行時に利用するフォーム値について、最新の値を参照するように変更させていただく予定です。詳しくは下記についてご確認ください。
Gluegent Flow では、1 つの処理に複数の自動処理を追加することができます。
例:承認待ち経路の「承認」の処理で、入力フォームアップデート自動処理・タイトルのアップデート自動処理・メール送信自動処理を追加する。
「承認」ボタンをクリックしたとき、自動処理は上から順番に実行されます。
上記のように、1 つの経路・1 つの処理で複数の自動処理を設定していた場合、直前の処理結果を受けて、自動処理を実行しても、入力フォームの値が参照できず、意図した結果にならない問題がありました。
この例ですと、入力フォームA に「◯◯」という値を入力し、タイトルに「□□」という値を入力します。続けて実行されるメール送信自動処理で、入力フォームAやタイトルの内容は、この直前に実行された自動処理の変更内容が反映されません。
この問題を解決するため、自動処理実行時に利用する入力フォーム値などについて、最新の値を参照するよう変更いたします。
この変更により、同一経路内の自動処理間で値の受け渡しが可能となり、より高度な処理が実現できるようになります。
一方で、従来と入力フォーム値の参照方法が異なるため、変更後に自動処理で取得される値が変わる可能性があります。
この変更の影響を避けるには、自動処理の実行順序を見直していただく必要があります。
上の例であれば、メール送信自動処理で送信されるメールに、変更された入力フォームAの値「◯◯」やタイトル「□□」が適用されたくない場合は、メール送信自動処理を一番上に移動することで実現できます。
この変更内容が適用されることで、影響が考えられる場合は、上記のご対応を予め行っていただきますようお願いいたします。
また、現在の設定での影響の有無や変更方法に不明点がある場合は、現在の設定内容が確認できるスクリーンショットを取得の上、当サポートへご相談ください。