「ワークフローを作る」でモデルを作成し、「申請‐承認する」で作成したモデルを使ってタスクを作成しました。タスクの作成では動きを確認することが目的でしたので、経路の担当者には全て自分を指定して処理を行いました。
動作確認を行う場合は、すべての経路に自分を指定すれば、基本的な確認は行なえます。
もし、「他のユーザーではどのように見えるか」「経路毎に表示される項目が他のユーザーには見えないか」といった確認を行う場合は複数ユーザーを使う必要があります。
ここでは、モデルの作成とタスクの作成(申請)は管理者で確認し、承認は一般ユーザーAさんで、決裁は一般ユーザーBさんでそれぞれ確認する方法を考えてみましょう。
ブラウザにログインする(Chrome / Edge)
Google Chrome と Microsoft Edge ではブラウザにログインする機能があります。
→サインインしてデバイス間で Microsoft Edge を同期する
ログインできるユーザーは複数作成できるので、管理者、Aさん、Bさんそれぞれのユーザーでログインします。
ユーザー同士のセッションは分けられますので、同じブラウザを使いながら、違うユーザーとして処理を行えます。
複数のブラウザを使う
異なるブラウザ間ではログイン情報は共有されませんので、たとえば、管理者は Microsoft Edge、Aさんは Google Chrome、Bさんは Firefox でそれぞれログインして申請・承認・決裁処理を行います。
1 つのブラウザでログイン・ログアウトを繰り返す
管理者でログインした状態でモデルを作成し、タスクを作成します。
タスクを作成後は、Gluegent Flow からログアウトし、Google Workspace / Microsoft 365 / Gluegent Gate からログアウトします。
続いて、Aさんでログインし、承認処理を行います。
承認後は、Gluegent Flow からログアウトし、Google Workspace / Microsoft 365 / Gluegent Gate からログアウトします。
最後に、Bさんでログインし、決裁書理を行います。
それぞれのユーザーでログイン・ログアウトを行うことは、確実ではありますが、毎回行う必要がありますので大変です。
注意:
Gluegent Flow Plus をご契約のお客様はこの方法をご利用いただけません。(ブラウザのキャッシュクリアが必要です)
複数の端末を使う
管理者用のPC、Aさん用のPC、Bさん用のPCがそれぞれ用意できる場合は、それぞれの端末のブラウザでそれぞれのユーザーにログインして申請・承認・決裁処理をそれぞれ行います。PCの前で操作を行っている人は同じですが、実際の操作に最も近いのはこの方法です。