組織ツリーの並び順を変更する

経路の担当者を選択するとき等に使われるグループ選択パネルには、実際の役職や役割の順に組織やユーザーが並んでいた方が選びやすい場合があります。

Google Workspace / Microsoft 365 のグループ・メンバーでは組織構造の設定はできますが、グループやユーザーの並び順は制御できませんので、Gluegent Flowで設定を行います。

ここではオーダーシートを使った並び順の設定について説明します。

オーダーシートの作成方法は２通りあります。各説明ではそれぞれについて説明します。

• Google スプレッドシートを使って作成（Google版ご利用の方のみ）
• CSVファイルを使って作成

オーダーシートの作成

Google スプレッドシートを使って作成する場合は、ギアマーク ＞ ドメイン設定 ＞ グループ設定　の「現在有効なオーダーシート」から作成可能です。「空のオーダーシートを作成する」をクリックして作成します。

CSVファイルを使って作成する場合は、この記事の最下部にCSVファイルがありますので、ダウンロードして作成します。

重要：
Google スプレッドシートを使う場合、設定するスプレッドシートの「アクセスできるユーザー」にシステムユーザーを追加し、「閲覧者」以上の権限を設定してください。

注意：
Gluegent Flowから共有ドライブをご利用するに当たり、制限事項があります。詳細は下記リンクからご確認ください。
共有ドライブに関する制限事項

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オーダーシートの記載

オーダーシートには「Member」「Group」があります。Google スプレッドシートでは 1 つのスプレッドシートに「Member」と「Group」のシートが作成されています。CSV ファイルではそれぞれ別々にファイルを作成する必要があります。

「Member」には並び順を指定したいユーザーのメールアドレスを、「Group」にはグループのメールアドレスを入力します。

スプレッドシートの例

CSVの例

情報：
オーダーシートには全てのユーザー・グループの情報を記載する必要はありません。並び順を制御したいユーザー・グループの分のみを記載してください。オーダーシートに記載がないユーザー・グループ情報は、記載のあるユーザー・グループの後方に並びます。

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オーダーシートの設定と修正

オーダーシートを作成したら、Gluegent Flow へ設定しましょう。

ギアマーク ＞ ドメイン設定 ＞ グループ設定　の「現在有効なオーダーシート」にて、Google スプレッドシートで設定するのか、CSV ファイルで設定するのか選びます。

「オーダーシートを指定する」または「ファイルを選択」をクリックし、作成したオーダーシートを設定します。

一度設定したオーダーシートを修正する場合、スプレッドシートとCSVで修正方法が異なります。

スプレッドシートの場合はシート名をクリックすることでファイルが開きますので、そのまま修正を行ってください。修正が完了したらドライブに変更内容が保存されたことを確認し、そのまま閉じてください。

CSVファイルの場合は修正内容を反映したファイルをアップロードしなおしてください。

重要：
CSVファイルの場合、アップロードしたファイルをGluegent Flow は保持していませんので、必ず任意の場所に保管しておいてください。

注意：
CSVファイルをアップロードしなおした場合、アップロードした内容で情報を書き換えます。修正内容だけ反映するということはありませんのでご注意ください。

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オーダーシートの反映タイミング

作成したオーダーシートがグループ選択パネルに反映されるのは、グループキャッシュの更新後です。

グループキャッシュの更新処理は 1 日に 1 回実行されるので、最大 1 日お待ちいただくか、「開始時刻設定」で直近の時刻を選択するか、「グループキャッシュ更新実行」をクリックしてください。

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※本記事の画面キャプチャーおよび動画の内容は2023 年 6 月時点のものです。

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[補足]CSVファイル（ダウンロード）