Google ドライブのファイルにラベルを適用します。
- この自動処理は Google Workspace でドライブラベルが利用可能なプランに限り、ご利用いただけます。
- ドライブラベルは事前に Google 管理コンソールでお客様が設定し、Gluegent Flow のドメイン設定画面から取り込む必要があります。
ドライブラベルに関しては下記ヘルプ記事をご参照ください。
→ドライブのラベル管理者としての作業を開始する
この自動処理は2024年5月に「ドライブラベル付与」から変更されました。
OAuth スコープを許可する
情報:
2023/3/16 以降に Gluegent Flow をインストールされたお客様は、「OAuth スコープを許可する」手順は不要です。「ラベルを追加する」手順に進んでください。
ドライブラベルの適用自動処理を利用するには、Google 管理コンソールより「Google ドライブのラベルの参照」OAuth スコープの許可が必要です。
特権管理者権限を持つユーザーで Google 管理コンソールにアクセスします。
https://admin.google.com
「アプリ」>「Google Workspace Marketplace アプリ」 >「アプリのリスト」 をクリックします。
「Gluegent Flow」をクリックします。
データアクセス欄の「アクセスを許可」をクリックします。
OAuthスコープ「Google ドライブのラベルの参照」のステータスが「許可」となっていることを確認します。
ラベルを追加する
- ラベルを追加する手順の前に、Google 管理コンソールよりお客様自身でドライブラベルを作成する必要があります。
- ラベル定義例:
→ドライブのラベル管理者としての作業を開始する(外部サイト)
→Googleドライブのラベル作成方法 - ラベルの公開範囲は全体またはシステムユーザーに対して公開してください。
作成したドライブラベルを Gluegent Flow にインポートします。
ドメイン設定画面の「ドライブラベル設定」項目で、「追加する」をクリックします。
情報:
Google ドライブのラベル機能を利用できない Google Workspace プランをご利用中の場合、「追加する」をクリックするとエラーになります。
「ラベルの選択」ダイアログが表示されます。
使用するラベルにチェックを入れ、「インポート」をクリックします。
追加したラベルがドライブラベル設定の一覧に表示されます。
追加したラベルの「有効」欄をクリックし、チェックを入れます。
- ラベル名
- インポートしたラベル名が表示されます。
- ラベル定義の更新日時
- ラベルの定義を更新した日時が表示されます。
- 更新
- ラベルの定義を変更したときは「更新」アイコンをクリックします。
- 有効
- ラベルの有効・無効を切り替えます。不要になったラベルはチェックを外し、無効にしてください。
チェックを外した無効状態のラベルは、後述するドライブラベルの適用自動処理の設定時、「ラベル」項目の選択肢に表示されなくなります。情報:
- ラベルを無効にした場合、既にドライブラベルの適用自動処理が設定されているものについては設定時の分で動作します。ラベルを無効にしたことでドライブラベルの適用自動処理が失敗することはありません。
- ドメイン設定画面からラベルを無効にし、その無効ラベルが設定されていたモデルの編集画面を開いた場合、ドライブラベルの適用自動処理の設定項目「ラベル」は未選択の状態になります。有効なラベルを選び直してからモデルを保存してください。
設定方法
- 自動処理の名前
- この自動処理の名前を設定します。自動処理結果の「名前」欄に表示されます。
- ドライブ項目名
- ラベルを適用するドライブ項目名を指定します。
- ラベル
-
ドライブファイルに適用するラベルを指定します。ドメイン設定画面の「ドライブラベル設定」で追加したラベルが表示されます。
ラベルを選択すると、そのラベルの設定欄が表示されます。
- 表示例:「ラベル」以降の設定項目は、お客様自身で作成したラベル項目が表示されます。
-
注意:
日付と数値データを扱うラベルは、それぞれ日付と数値のラベルで定義してください。
日付・数値以外の種類のラベルで管理すると、ドライブ上で範囲を指定した検索ができないため、電子帳簿保存法の要件に適合されません。
ドライブラベルの種類に関しては下記ヘルプ記事をご参照ください。
→組織のドライブのラベルを作成する
-
情報:
- オプションリストで定義されたラベルには、ドライブラベルで定義している選択肢項目から1つ選択します。プレースホルダーは使用できません。
- 数値型で定義したラベルに対し、プレースホルダーで数値以外の入力フォームを指定する場合、入力フォームには整数値のみ入力できます。整数値以外の文字列を入力すると、自動処理実行時にエラーになります。桁区切り文字を含めたい場合、数値の入力フォームを指定してください。
- 日付型で定義したラベルに対し、プレースホルダーで日付以外の入力フォームを指定する場合、入力フォームには「(YYYY/MM/DD)」形式のみ入力できます。それ以外の文字列を入力すると、自動処理実行時にエラーになります。
- この自動処理はタスクの処理後に非同期で実行されます。
- オプションリストで定義されたラベルには、ドライブラベルで定義している選択肢項目から1つ選択します。プレースホルダーは使用できません。
処理結果
自動処理が成功すると、指定したドライブファイルにラベルが適用されます。
(設定内容)
(タスク画面)
(ラベル表示欄)
情報:
ドライブ上でのラベルの表示形式は、Google アカウントの表示言語の設定に合わせた表示形式になります。
表示言語が日本語だった場合、入力フォームへ「(YYYY/MM/DD)」形式で入力したとしても、ドライブ上では「(XXXX年XX月XX日)」形式で表示されます。
動画
(OAuthスコープを許可する)
(ラベルを追加する)
(設定方法)
(結果)