情報:
「タイプ」「名前」「説明」「経路ごとの表示・編集設定」は各タイプ共通です。
→モデル編集 入力フォームを編集する
計算式
数値項目や定数を使って計算した結果を表示するフォームです。
設定画面
基本設定
特に設定はありません。
表示設定
- 表示設定
- プレフィックス:入力値の前に表示する内容です。(例)± 約 〒
サフィックス:入力値の後に表示する内容です。(例) 円 Kg %
個別設定
- 固定フォーマット/カスタムフォーマット
- 固定フォーマットとカスタムフォーマットの2種類の計算式を指定できます。小数点以下の桁数と、カンマ区切りの要否の指定をします。
-
計算対象の入力フォーム
四則演算子
定数 -
計算対象の入力フォームは他の入力フォームを選択します。ここで使用できるのは「単行テキスト」「数値」「複数行テキスト」「計算式」「関数」です。
計算に使用する入力フォーマットと四則演算子(+-×÷)を選択します。
「定数を使用」のチェックをオンにすると入力フォーマットではなく、定数を使用して計算します。
- スクリプト
お試し実行 - 回答計算に使用するスクリプトを記述します。お試し実行では入力したスクリプトが正しく動作するかを確認できます。
- 桁区切り(,)を使用
- 計算結果が4桁以上の場合は桁区切りを表示します。
(例:1,000)
- 小数点以下の桁数
- 回答計算結果が小数の場合に表示する桁数を選択します。指定の桁数で四捨五入します。
例:0の場合、10×0.1→1、15×0.1→1
計算結果が小数にならない場合や指定の桁数に至らない場合は指定の桁数まで表示しません。
例:1の場合、10×0.1→1、15×0.1→1.5
経路ごとの表示・編集設定
経路ごとに「表示」「非表示」を選択します。
注意:
計算対象となる入力フォームの初期値が設定されていない時、初期表示時に計算式がエラーとなります。対象の入力フォームにカーソルを当てればエラーは解消されますが、これを避けるためには初期値(0など)を設定してください。
ただし、割り算の場合、初期値が 0 ではエラーになりますので、ご注意ください。
なお、カスタムフォーマットでは初期値が未設定でもエラーにはなりません。
固定フォーマットの計算式
左辺、右辺の入力フォームと、加減乗除の演算子を指定します。「定数を使用する」をチェックすると、入力フォームの代わりに固定の数値を使います。定数同士の計算はできません。
カスタムフォーマットの計算式
JavaScript を使って、複雑な計算式を定義できます。ただし、返される値が数値以外の場合は表示されません。その場合はカスタムラベルをご利用ください。また、計算対象の入力値が大きい桁の場合、計算結果が正しく表示されない可能性があります。
重要:
ここで使用するスクリプトについては、サポート対象外となります。入門書やサイトをご覧いただき解決してください。
入力フォームの値を取得するには、プレースホルダーを使います。例えば
- 項目Aの値が100以上の場合、項目B ×10
- そうでない場合、項目B × 20
という場合は、以下のように JavaScript をテキストエリアに入力します。
この計算式が合っているかどうか、「お試し実行」で確認できます。
項目Aを100、項目Bを4として「お試し実行」ボタンをクリックします。
スクリプトにエラーはなく、動作も想定通りであることが確認できました。
注意:
ここで使用できるプレースホルダーは「${(項目名)}」「${(項目名).(階層)}」「${(項目名).name}」「${(項目名).link}」のみです。また、「親子リスト」「親子テキスト」「親子リスト(他項目連携)」の「${(項目名)}」は使用できませんので「${(項目名).(階層)}」をご使用ください。
関数
複数の数値に関数を適用して計算するフォームです。合計や平均などを計算できます。
設定画面
基本設定
特に設定はありません。
表示設定
- 表示設定
- プレフィックス:入力値の前に表示する内容です。(例)± 約 〒
サフィックス:入力値の後に表示する内容です。(例) 円 Kg %
個別設定
- 関数
- プルダウンから使用する関数を選択します。
- SUM:合計
- AVERAGE:平均
- MEDIAN:中央値
- MODE:最頻値
- COUNT:件数
- MAX:最大値
- MIN:最小値
- 計算対象
- リストから計算対象のフォームを選択します。ここで使用できるのは「単行テキスト」「数値」「複数行テキスト」「計算式」「関数」です。
- 連続する項目を複数選択するときは Shift キーを押下しながら項目をクリックします。
- 離れた項目を複数選択するときは Ctrl キー(Mac の場合は Command キー)を押下しながらクリックします。
- カンマ区切りの要否と小数点以下の桁数、表示位置を指定します。
- 桁区切り(,)を使用
- 計算結果が4桁以上の場合は桁区切りを表示します。
(例:1,000)
- 小数点以下の桁数
- 回答計算結果が小数の場合に表示する桁数を選択します。指定の桁数で四捨五入します。
例:0の場合、10×0.1→1、15×0.1→1
計算結果が小数にならない場合や指定の桁数に至らない場合は指定の桁数まで表示しません。
例:1の場合、10×0.1→1、15×0.1→1.5
経路ごとの表示・編集設定
経路ごとに「表示」「非表示」を選択します。
カスタムラベル
JavaScript を使用して、任意の文字列を表示します。入力フォームの値を取得するにはプレースホルダーを使います。
設定画面
基本設定
特に設定はありません。
個別設定
- スクリプト
- 表示する文字列を表示するJavaScriptを指定します。
経路ごとの表示・編集設定
経路ごとに「表示」「非表示」を選択します。
重要:
ここで使用するスクリプトについては、サポート対象外となります。入門書やサイトをご覧いただき解決してください。
スクリプト
以下の条件の場合スクリプト欄にこのようにJavaScriptを入力します。
- 項目Aの値が100以上の場合、「100オーバー」という文字列を表示
- それ以外の場合、「100未満」という文字列を表示
if (${項目A} >= 100) {
return "100オーバー";
} else {
return "100未満";
}
お試し実行は「計算式」のお試し実行を参照してください。計算対象の入力値が大きい桁の場合、計算結果が正しく表示されない可能性がありますのでご注意ください。
注意:
ここで使用できるプレースホルダーは「${(項目名)}」「${(項目名).(階層)}」「${(項目名).name}」「${(項目名).link}」のみです。また、「親子リスト」「親子テキスト」「親子リスト(他項目連携)」の「${(項目名)}」は使用できませんので「${(項目名).(階層)}」をご使用ください。