ここでは「経路」の各設定のうち、「スキップ設定」について説明します。
各経路のスキップの設定を行います。この設定は最初の経路では表示されません。
スキップ設定
ユーザーによるスキップを許可する
スキップを許可しない
以下の場合、スキップを許可する
スキップ時の処理
スキップ設定
「スキップ設定」をクリックすると以降の設定項目の表示/非表示が切り替わります。
経路の担当者の承認が必須でない場合であったり、経路の担当者に誰も割り当たらない場合などに、その経路をスキップするよう設定できます。
ユーザーによるスキップを許可する
ユーザー自身がタスク作成時や処理時に経路のスキップを選択できるようになります。初期値はこちらが選択されています。
「ユーザによるスキップを許可する」を選択しても、スキップのチェックをオンにしなければ、該当の経路はスキップされません。
スキップを許可しない
タスク作成時や処理時にその経路をスキップできなくなります。
この経路で確実に誰かが処理すべき場合は、こちらを選択してください。
以下の場合、スキップを許可する
担当者が割り当てられていない場合や担当者に自分のみが割り当てられている場合に、自動的にスキップのチェックがオンの状態で表示されます。
この設定は、現在の経路の担当者と次以降の経路で予め設定されている担当者を比較して処理されます。
例1
申請と承認の担当者が同じなので、承認はスキップされます。
申請:Aさん
↓
承認:Aさん
☑スキップ
↓
決裁:Bさん
情報:
この時、Bさんから見ると、承認のスキップが非表示になりますが、スキップの処理自体は行われています。
例2
承認の経路の担当者が空なので、承認はスキップされます。
申請:Aさん
↓
承認:空
☑スキップ
↓
決裁:Bさん
例3
申請時点では承認経路はBさんなので、承認はスキップされません。
申請:Aさん(今の経路)
↓
承認:Bさん
↓
決裁:Bさん
承認の経路では、次の決裁の担当者が同じなので、決裁はスキップされます。
申請:Aさん
↓
承認:Bさん(今の経路)
↓
決裁:Bさん
☑スキップ
例4
申請時点では、承認経路はBさんなので、承認はスキップされません。決裁の経路のスキップはチェックがオンになっていますが、次の経路は承認なの、この時点ではスキップされません。
申請:Aさん(今の経路)
↓
承認:Bさん
↓
決裁:Aさん
☑スキップ
承認の経路では、次の経路の担当者はAさんなので、決裁はスキップされません。(現在の担当者と次の経路の担当者を比較しており、申請時の担当者は比較対象ではありません)
申請:Aさん
↓
承認:Bさん(今の経路)
↓
決裁:Aさん
スキップ時の処理
スキップされた際に、実行する処理を選択します。
スキップを許可する場合は、必須選択項目になります。「実行可能な処理(ボタン)」の一覧に設定されている処理から選択します。