ここでは「入力チェック」の「複数項目間チェック」「複数項目必須チェック」について説明します。
複数項目間チェック
複数項目必須チェック
複数項目間チェック
指定した入力フォームの入力値をチェックできます。例えば、「項目A」の値と「項目B」の値の場合、「項目A」の方が大きくなければエラーとする、といった複数項目にまたがるチェックを行えます。
- タイプ
- 「複数項目間チェック」を選択します。
- 名前
- 入力チェックの名前を設定します。任意の名前を設定してください。
- 説明
- 入力チェックの説明を設定します。
- 個別設定
- チェック対象項目とチェック条件を指定します。
左右の選択肢はチェック対象の入力フォームを一覧から選択します。 - 使用できる入力フォームのタイプは以下の通りです。
- ・単行テキスト
- ・数値
- ・リスト
- ・テキストとリスト
- ・単一チェック
- ・計算式
- ・関数
真ん中の選択肢はチェック条件を以下から選択します。
・一致する(=)
・一致しない(!=)
・より大きい(>)
・以上(>=)
・より小さい(<)
・以下(<=)
ここで選択した条件と一致しない場合、エラーとして処理します。
- 経路ごとの表示・実行設定
- このチェックの実行有無を経路ごとに設定することはできません。定義した場合、全ての経路でチェックが実行されます。
入力チェック実行例
チェック対象に項目A・項目B を対象として指定した場合のチェック結果は以下の通りです。
チェック条件 | 項目A | 項目B | チェック結果 |
---|---|---|---|
一致する(=) |
123 |
123 |
エラーなし |
123 |
456 |
エラー |
|
一致しない(!=) |
123 |
123 |
エラー |
123 |
456 |
エラーなし |
|
より大きい ( > ) |
123 |
123 |
エラー |
123 |
456 |
エラー |
|
789 |
456 |
エラーなし |
|
以上 ( >= ) |
123 |
123 |
エラーなし |
123 |
456 |
エラー |
|
789 |
456 |
エラーなし |
|
より小さい ( < ) |
123 |
123 |
エラー |
123 |
456 |
エラーなし |
|
789 |
456 |
エラー |
|
以下 ( >= ) |
123 |
123 |
エラーなし |
123 |
456 |
エラー |
|
789 |
456 |
エラーなし |
エラー表示例
複数項目必須チェック
複数項目にまたがって、必須入力のチェックを行います。「社員番号」「社員名」などの入力フォームの項目が存在し、最低限どちらか一つ必ず入力しなければならない場合などに使用します。
- タイプ
- 「複数項目必須チェック」を選択します。
- 名前
- 入力チェックの名前を設定します。任意の名前を設定してください。
- 説明
- 入力チェックの説明を設定します。
- 必須チェック対象
- 必須チェック対象の項目を選択します。
- 使用できる入力フォームのタイプは以下の通りです。
- ・単行テキスト
- ・数値
- ・複数行テキスト
- ・リスト
- ・テキストとリスト
- ・複数チェック
- ・単一チェック
- ・親子リスト
- ・親子テキスト
- ・親子リスト(他項目連携)
- ・日付
- ・時刻
- ・添付ファイル
- ・ドライブ
- ・メンバー/グループ
- ・計算式
- ・関数
- ・カスタムラベル
- ・マスターデータ
- ※ 「ctrl」(またはCommand)キーを押しながら、複数項目を選択します。
- 経路ごとの表示・実行設定
- このチェックの実行有無を経路ごとに設定することはできません。定義した場合、全ての経路でチェックが実行されます。
入力チェック実行例
「必須チェック対象」で、項目A・項目Bを指定した場合
項目A | 項目B | チェック結果 |
---|---|---|
123 |
未入力 |
エラーなし |
未入力 |
123 |
エラーなし |
未入力 |
未入力 |
エラー |
「必須チェック対象」で、項目A・項目B・項目Cを指定した場合
項目A | 項目B | 項目C | チェック結果 |
---|---|---|---|
123 |
未入力 |
123 |
エラーなし |
未入力 |
123 |
未入力 |
エラーなし |
未入力 |
未入力 |
未入力 |
エラー |
エラー表示例