グループ選択パネルのプロフィール欄にはユーザーまたは管理者が設定したプロフィール写真が表示されます。
この写真を表示するにはいくつかの条件があります。
1. Google アカウントでプロフィール写真が設定されている
Google アカウントでプロフィール写真を設定します。
2. Gmail の設定「自分の画像」でプロフィール写真が設定されている
Gmail の画面右上のギアアイコンをクリックし「設定」をクリックします。
「自分の画像」でプロフィール写真を設定します。
3. 管理コンソールでプロフィール写真が設定されている
管理者が管理コンソールでユーザーの詳細画面にてプロフィール写真を設定します。
4. 共有アドレス帳の「ドメイン設定」でプロフィール写真が設定されている
共有アドレス帳の「ドメイン設定」>「プロフィール写真の設定」にてプロフィール写真を設定します。
ここで設定されたものが 1 〜 3 でで設定されたものより優先されます。
写真が設定されていない場合は以下のような表示になります。
※Microsoft 365 ではユーザー情報で設定された画像は表示されません。4 の方法で写真を設定してください。
プロフィール画像が表示されない場合の対処方法1
以下の Google 側の仕様変更により、以前より Google サービスを利用しており、Gmail の設定画面にてプロフィール写真を「チャットを許可した相手にのみ表示する」の設定を行っていたユーザーについては、こちらの設定が残っており、一部の Google サービスでプロフィール写真が使用できないようになっております。
Gmail とその他すべての Google アプリでプロフィール写真が 1 つに
これにより、プロフィール写真を設定していても、グループ選択パネルにて表示できない場合があります。
この現象が発生しているユーザーにて、以下の URL にアクセスし、Google プロフィール写真を設定することで事象が解消するかお試しください。
こちらにアクセスした際に、「Google プロフィール写真を選択してください」というメッセージが表示された際には、「Gmail プロフィール写真をすべての Google サービスで使用する」を選択して「続行」を選択ください。
ただし、こちらを設定いただきますと、メッセージのとおり、すべての Google サービスでプロフィール写真が表示されるようになります。
この為、以前の「チャットを許可した相手にのみ表示する」の制限がなくなり、メールの送信先のユーザーが Google サービスを利用している場合、相手側にプロフィール写真が表示されます。
※ 上記アップデート後に作成されたユーザーについては、予め「Gmail プロフィール写真をすべての Google サービスで使用する」が有効な状態となっております。
プロフィール画像が表示されない場合の対処方法2
グループ選択パネルのプロフィール欄に表示するサムネイル画像は Google が提供する Directory API で取得しています。
この画像 URL はGoogle+ のプロフィール有無により変わるようです。
・プロフィール有:https://www.google.com/s2/photos/public/〜
・プロフィール無:https://www.google.com/s2/photos/private/〜
上記のように、Google+ プロフィールが存在している場合は、公開済みのため、表示できますが、プロフィールがない場合、公開されていないため、サムネイル画像 URL にアクセスしても表示できません。
そのため、代わりの画像が表示されます。
Google+ プロフィール有無は、Google Workspace の管理コンソールにてご確認いただけます。
1. 管理コンソールにて「アプリ」をクリックします。
2. 「Google Workspace」をクリックします。
3. 「Google+」をクリックします。
4. 「プロフィール」をクリックします。
5. 一覧の「プロフィールのステータス」で「アクティブ」となっているユーザーはプロフィール作成済みのため、画像が表示されます。
「未作成」となっているユーザーはプロフィールが作成されていないため、画像が表示されません。