～はじめに～
本マニュアルは、PrimeDrive と Gluegent Gate の連携を、最小限の設定で行う方法をご紹介しています。
本マニュアルの通りに設定を行うことで PrimeDrive へのログインが Gluegent Gate を通して行われます。
ご用意いただくものは、Gluegent Gate の管理者ID / パスワードと、連携する PrimeDrive の管理者情報です。
ステップ1：Gluegent Gate で「シングルサインオン」の設定
ステップ2：Gluegent Gate で「IdP証明書」の取得
ステップ3：PrimeDrive で「シングルサインオン」の設定
ステップ4：Gluegent Gateで「ユーザー」の新規登録
ステップ7：Gluegent Gateで「アクセス権限」の設定
ステップ1：Gluegent Gate で「シングルサインオン」の設定
Gluegent Gate 側に PrimeDriveとのシングルサインオンの設定を行います。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューにて「シングルサインオン」→「クラウドサービス」の順にクリックします。
一覧から「PrimeDrive」の編集アイコンをクリックします。
各項目を設定します。
- シングルサインオンの設定（必須）
- 「有効」のチェックをオンにします。
- コーポレートID（必須）
- PrimeDrive の「コーポレートID」を入力します。
- ID同期
- 「有効」のチェックをオンにします。
- PrimeDrive 管理アカウント名
- PrimeDrive の管理権限を持つユーザー名を入力します。
- 管理アカウントのパスワード
- 上記ユーザーのパスワードを入力します。
- パスワード同期
- ID同期時の PrimeDrive 側のパスワードの設定ルールです。
- 「シングルサインオンのパスワード」を設定します。
- ユーザーの作成時・パスワード変更時に Gluegent Gate と同じ値のパスワードが設定されます。
- ユーザの削除
- Gluegent Gate からユーザーを削除した際、PrimeDrive のユーザーを削除する・しないを設定します。
- 「削除しない」のチェックをオフにします。
「保存」をクリックします。
ステップ2：Gluegent Gate で「IdP証明書」の取得
シングルサインオンの設定に必要な「IdP証明書」を取得します。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューの「システム」＞「IdP証明書」の順にクリックします。
状態が「使用中」となっている証明書の「DL」アイコンをクリックします。
証明書ファイルがダウンロードされます。後ほど使用しますので、任意の場所に保存してください。
ステップ3：PrimeDrive で「シングルサインオン」の設定
PrimeDrive のシングルサインオン設定を行います。
PrimeDrive に管理者権限でログインし、「コーポレートポリシー編集」をクリックします。
SAML認証の各項目を設定し「登録」をクリックします。
- IdP SSOエンドポイントアドレス
-
https://auth.gluegent.net/saml/saml2/idp/SSOService.php?tenant=<ご契約のテナントID>
を入力します。
- IDプロバイダのログアウトURL
-
https://auth.gluegent.net/sso/logout.cgi
を入力します。
- IDプロバイダの証明書
- 「ステップ2 証明書のダウンロード」でダウンロードした証明書(pem)ファイルをアップロードします。
遷移した画面で「確定」をクリックします。
ステップ4：Gluegent Gateで「ユーザー」の新規登録
Gluegent Gate でユーザーを作成します。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューの「ユーザー」＞「新規登録」の順にクリックします。
ユーザーの新規登録画面に遷移します。
必要事項を入力します。
- ユーザID
- Gluegent Gate のログイン画面で使用するIDです。
- 氏名
- 登録するユーザーの氏名を入力します。
- メールアドレス
- 登録するユーザーのメールアドレスを入力します。
- パスワード
- 登録するユーザーのログインのためのパスワードを入力します。
- 許可するサービス
- 「PrimeDrive」のチェックをオンにします。
- サービスのログインID
- PrimeDrive に作成するユーザーのIDを入力します。
「登録」をクリックします。
ステップ5：Gluegent Gateで「操作ログ」を確認
登録後、ログで正しくユーザーが作成されたかを確認します。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューの「ログ」＞「一覧」の順にクリックします。
ログ一覧で「操作ログ」を選択し、「適用」をクリックします。
その他の検索項目は必要に応じて設定します。
Gluegent Gateへの追加ログと PrimeDrive への追加ログが表示されます。
「(PrimeDrive)」が付いているものが PrimeDrive への追加ログです。
成功した処理は黒いテキスト、失敗した処理は赤いテキストで表示されます。
ステップ6：Gluegent Gateで「認証」の設定
認証ルール（本人確認のための処理）を作成します。
※ここでは、一般的なユーザーIDとパスワードによる認証方式のルールを作成します。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューの「認証」＞「新規登録」の順にクリックします。
認証ルールの新規登録画面に遷移します。必要事項を入力します。
- ID
- 任意の値を入力します。（例：rule_web）
- 認証方法
- 「ID/パスワード認証」のチェックをオンにします。
- クライアント
- 以下の 3 つのチェックをオンにします。
- ブラウザー PC
- ブラウザー スマートフォン
- ブラウザー タブレット
「登録」をクリックします。
ステップ7：Gluegent Gateで「アクセス権限」の設定
アクセス権限ルール（各種サービスへの認可の付与）を作成します。
※ここでは、一般的なユーザーIDとパスワードによる認証方式のルールを作成します。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
「アクセス権限」＞「新規登録」の順にクリックします。
アクセス権限ルールの新規登録画面に遷移します。必要事項を入力します。
- ID
- 任意の値を入力します。（例：for_web）
- アクセス先のサービス
- 「PrimeDrive」のチェックをオンにします。
- 要求される認証方式
- 「ID/パスワード認証」のチェックをオンにします。
- クライアント
- 以下 3 つのチェックをオンにします。
- ブラウザー PC
- ブラウザー スマートフォン
- ブラウザー タブレット
「登録」をクリックします。
ステップ8：シングルサインオン（ＳＳＯ）でのログインの確認
作成したユーザーにて、Gluegent Gate を経由したログインができることを確認します。
PrimeDrive へのログインは https://primedrive.jp/v2/browse#コーポレートID にアクセスします。
Gluegent Gate のログイン画面が表示されます。
以下を入力して「ログイン」をクリックします。
- ユーザー名
- Gluegent Gate のユーザー名（ユーザーID の @ より前の部分）
- パスワード
- 新規登録時に設定したパスワード
初回ログイン時のみパスワードの変更画面が表示されます。
新しいパスワードを入力し、「更新」をクリックします。
パスワード変更後、PrimeDrive に自動的に遷移します。遷移しない場合は画面上の「こちらへ」をクリックしてください。
Gluegent Gate が PrimeDrive にアクセス可能かを確認し、アクセス可能と判断されれば、PrimeDrive へのログインに成功します。