「ワークフローを作る」で作成したシンプルなモデル「休暇申請」を使って、経路と入力フォームを修正方法をご紹介します。
1. モデル編集画面の表示
2. 経路の編集
2-1. 経路名の変更
2-2. 処理ボタンの編集
3. 入力フォームの編集
3-1. タイプ変更
3-2. 入力フォーム追加
3-3. 入力フォームの並び替え
1. モデル編集画面の表示
Gluegent Flow の画面右上のギアアイコンをクリックし、「設定」をクリックします。
設定画面の「モデル管理」>「モデル一覧」をクリックします。
編集したいモデル名をクリックします。
ここでは「休暇申請」をクリックします。
2. 経路の編集
今回、経路で修正するのは以下の 2 つです。
- 承認待ち、決裁待ちの経路名を変更
- 最終経路に処理ボタン「確認」を配置
編集後は以下のようになります。
2-1. 経路名の変更
経路名を変更してそれぞれの経路で誰を担当者にすべきかを明確にします。
「経路」>「承認待ち」をクリックし、名前を「上長の承認」に書き換えます。
同様に「決裁待ち」を「総務確認」に変更します。
情報:
今回は使用しませんが、経路一覧の下にある5つのボタンで、経路の追加・コピー・削除・並べ替えができます。
→モデル編集 - 経路設定
2-2. 処理ボタンの編集
「総務確認」経路の処理ボタンを編集しましょう。
処理ボタンとは、経路の担当者がタスクを回すときに押すボタンです。
押した処理ボタンによって、タスクの進む経路が変わります。
経路名を「決裁待ち」から「総務確認」に変更したので、ボタンの名前も「決裁」から「確認」に変更します。
「実行可能な処理(ボタン)」をクリック、「決裁」の右にある編集アイコンをクリックします。
名前を「決裁」から「確認」に書き換えます。
「OK」をクリックして閉じます。
情報:
「ボタンの種類」は「終了」が選択されています。「終了」のボタンは、経路担当者のうち誰かひとりがこのボタンを押すとタスクが終了します。
他のボタンの種類については以下をご覧ください。
→モデル編集 経路_ボタンの設定
これで経路の修正ができました。
3. 入力フォームの編集
今回、入力フォームで編集するのは以下の 3 つです。
- 事由を複数行入力に変更
- 休暇区分と時刻を追加
- フォーム項目の並べ替え
編集後の入力フォームは以下のようになります。
3-1. タイプ変更
「事由」に複数行の文字が入力できるように変更します。
「入力フォーム」をクリックします。
「事由」のタイプは「単行テキスト」が選択されています。「単行テキスト」は 1 行の入力フォームで、改行ができません。
タイプの「単行テキスト」をクリックし、「複数行テキスト」を選択します。
これで、「事由」の入力欄には複数行の文字が入力できます。
情報:
他にも様々な入力フォームのタイプがあります。
→モデル編集 入力フォームのタイプの説明
3-2. 入力フォーム追加
「休暇区分」と「時刻」を追加します。
フォーム一覧の下にある「+」をクリックします。
「休暇区分」は「リスト」、「開始時刻」と「終了時刻」は「時刻」というタイプの入力フォームを使います。
「リスト」を 1 回、「時刻」を 2 回クリックし、「閉じる」をクリックします。
「リスト1」をクリックし、名前を「休暇区分」に変更します。
タイプが「リスト」の入力フォームは、選択肢のリストから入力項目を選べる入力欄です。
表示する選択肢を定義する必要があります。
「選択肢設定」をクリックします。
「テキストで直接定義」をクリックし、選択肢を改行区切りで入力します。
今回は有給休暇、特別休暇、欠勤、誕生日休暇としました。
これでリストの選択肢設定ができました。
「時刻1」と「時刻2」の名前をそれぞれ「開始時刻」と「終了時刻」に変更しましょう。
これで、入力フォームの項目が揃いました。
3-3. 入力フォームの並び替え
入力フォームを並び変えます。
入力フォームの順番は、タスク作成時の入力フォームの並び順に反映されます。
入力フォームの並び順を変えるには、フォーム項目一覧の三本線をドラッグするか、並べ替え(∧ と ∨)をクリックします。
今回は以下の順に並び替えます。
- 休暇区分
- 開始日
- 開始時刻
- 終了日
- 終了時刻
- 事由
プレビューをクリックし、意図した順になっていることを確認します。
「保存」をクリックして変更内容を保存します。
※本記事の画面キャプチャーおよび動画の内容は2023 年 6 月時点のものです。