明細行が表現できる入力フォームです。タスク編集時にユーザーが明細行を追加することも可能です。
明細行を表現する際に必要な入力フォームの数を削減することが可能となり、メンテナンス効率の向上が期待できます。
注意:本機能はベータ機能として提供します。
タスク画面
入力時は以下のように表示されます。
行を追加するときは「+」アイコンをクリックします。
複数行表示時は以下のようになります。
表示時は以下のようになります。
モデル設定
入力フォームの追加画面で「テーブル」を選択します。
下記のような設定画面が表示されます。
基本設定
入力フォーム名、フォームの説明を入力します。
情報:
「タイプ」「名前」「説明」は各タイプ共通です。
「経路ごとの表示・編集設定」はテーブル全体の表示・非表示のみ設定できます。
→モデル編集 入力フォームを編集する
個別設定
No | 設定項目 | 説明 |
1 | ヘッダーを表示する | テーブルの先頭行に各列のラベルを表示します。 |
2 |
行・列の追加、削除、選択 |
テーブルへの行・列を追加・削除します。また、選択行すべて、選択列すべてを選択状態にできます。 ※ Shiftキーを選択しながら、他のセルを選択すると複数のセルを選択できます。 |
3 |
ヘッダー行編集 (文言・文字サイズ・配置・色指定) |
テーブルのヘッダー行のラベル文言に対するサイズ・配置・色指定を行います。 |
4 |
セルの塗りつぶし |
各セルの背景色を指定します。 |
5 |
列幅の調整 |
列幅を調整します。 ※ % 単位で指定できます。合計値が100%になるように選択してください。 |
6 | フッターを表示する | テーブルの最終行に各列のラベルを表示します。 |
7 | ユーザーが行を追加する | タスク編集画面からテーブルへ行追加するためのボタンを表示するための設定を行います。 |
8 | 繰り返し回数 | 初期表示の行数を指定します。(選択肢:1〜20回) |
注意:
- テーブルの「経路ごとの表示・編集設定」はテーブル全体の表示・非表示の設定となります。
- 各セルの表示設定は、テーブルで指定している参照先の入力フォームの設定に従います。
行追加
選択したセルの位置を基準に上または下に行を追加します。
ベース行として最大 3 行まで追加可能です。
列追加
選択したセルの位置を基準に左または右に列を追加します。
最大 10 列まで追加可能です。
例)ベース行 = 2 行、ヘッダー行 = 有、繰り返し回数 = 3 で設定した場合
モデル編集
プレビュー表示
行・列削除
選択したセルの位置を基準に行または列を削除します。
→
行・列選択
選択したセルの位置を基準に行または列を選択します。
→
セルの設定
テーブルフォーム以外に追加した入力フォームを各セルに割り当てます。
- 単行テキストや数値等の入力フォームを追加します
- テーブルフォームのセルのリストから追加した入力フォームを選択します
選択前
↓
選択後
- セルに割り当てた入力フォームには、フォーム一覧の左横にテーブルアイコンが付きます
セルの背景色
- 背景色を変えたいセルを選択し、塗りつぶし色を指定するアイコンをクリックします。
- 列名のテキスト色をカラーパレットから選択し、OKボタンを押します。
- プレビュー画面で確認します。
情報:
SHIFTキーを押しながらセルを複数選択し、塗りつぶし色アイコンを選択・色指定することでまとめて変更できます。
注意:
- 以下の入力フォームはテーブルフォームに追加できません。
- 親子リスト
- 親子テキスト
- 親子リスト(他項目連携)
- 掲示板
- 中間ガイダンス
- マスターデータ
- テーブル
- テーブルのセルに同一の参照先の入力フォームを指定することはできません。(重複したフォームの設定はできません。)
- テーブルの各セルが未設定のまま、モデルの保存はできません。全てのセルに入力フォームを指定するようにしてください。
ヘッダー行編集
ヘッダー行を表示する
ヘッダー行を表示にするため、「ヘッダーを表示する」を有効にします。
列名の指定
- ヘッダーのセルを選択し、列名を指定するアイコンをクリックします。
- 入力画面で列名を入力し、OKボタンを押します。
- プレビュー画面で確認します
注意:
現在、列名に改行を含めることはできません。
列名のフォントサイズ
- ヘッダーのセルを選択し、フォントサイズを指定するアイコンをクリックします。
- フォントサイズを選択し、OKボタンを押します。
フォントサイズは6〜36 pxの間で指定可能です。
- プレビュー画面で確認します
列名の水平方向の配置
- ヘッダーのセルを選択し、水平方向の配置を指定するアイコンをクリックします。
- 列名の表示位置として、左、中央、右寄せのいずれかを選択し、OKボタンを押します。
※配置を左寄せに変更
- プレビュー画面で確認します
列名のテキスト色
- ヘッダーのセルを選択し、テキスト色を指定するアイコンをクリックします。
- 列名のテキスト色をカラーパレットから選択し、OKボタンを押します。
- プレビュー画面で確認します
列名セルの背景色
- ヘッダーのセルを選択し、塗りつぶし色を指定するアイコンをクリックします。
- 列名のテキスト色をカラーパレットから選択し、OKボタンを押します。
-
プレビュー画面で確認します。
情報:
「塗りつぶしの色」設定機能は、ヘッダー・フッター含む全セルでも使用可能です。
SHIFT キーを押しながらセルを複数選択し、塗りつぶし色アイコンを選択・色指定することでまとめて変更できます。
2 行のベース行を定義して別の色を割り当てることで、繰り返し時にボーダーのように表現できます。
列の幅設定
- ヘッダーのいずれかのセルを選択し、列幅を指定するアイコンをクリックします。
- 各列の幅をパーセント(%)で合計100%となるように調整します。
- プレビュー画面で確認します。
調整前
↓
調整後
注意:
合計が100%にならない値は設定できません。
合計した値が100%となるよう調整してください。
フッター行編集
フッター行を表示する
フッター行を表示にするため、「フッターを表示する」を有効にします。
列名の指定・フォントサイズ・テキスト色・背景色は「ヘッダー行編集」の説明を参考に指定してください。
注意:
現在、フッター行にカスタムラベルや計算式等のフォームを指定することができません。
ユーザーによる行追加
ユーザーがタスク編集画面でテーブルへ行追加できるようにするには、「ユーザーが行を追加する」を有効にします。
テーブルフォームの右下に以下のようなボタンが表示されます。このボタンを押すことでテーブル行を追加することができます。
↓
追加行ボタン押下後
情報:
テーブル行追加ボタンは、テーブル内に1つでも編集可能なフォームが存在している場合にのみ表示されます。
出力形式
自動処理
スプレッドシート行追加などの自動処理でテーブルフォームの値を出力する場合、自動処理設定での設定が別途必要です。
自動処理におけるテーブル項目の出力設定やレイアウト表示については下記をご参照ください。
処理依頼・完了メール
テーブル名の行に表形式で表示されます。
例:処理完了メール
例:処理依頼メール
タスクデータ検索 CSVダウンロード
テーブルフォームを含むタスクは、以下の仕様でCSV出力します。
- テーブル内のフォーム項目 : テーブルの表示内容をそのまま出力します
- テーブル以外のフォーム項目: テーブルの各行数分、同じ値を出力します
例:
<タスクのフォーム内容>
社員番号: 12345 社員名: 神谷町太郎 顧客名: 株式会社クラウドファクトリー 納品予定日:2025/6/25
見積一覧
|
<上記フォームのCSVファイル出力>
|
※ピンク:テーブル以外のフォーム項目
※水色:テーブル内のフォーム項目
出力例
注意:
- CSVファイルのヘッダー行にはテーブルフォームのヘッダータイトルを出力せず、各セルに割り当てた入力フォーム名を出力します。
- CSVファイルの1レコードはベース行ごとに出力します。テーブルフォームの1行あたり複数行で設定している場合、横の列へ展開・出力します。
制限事項・注意点
- テーブルに設定できるベースの行数は 3 行までです。
- テーブルに定義できる列数は 10 列までです。
- タスク画面で追加可能な行数は最大 60 行までです。
- 最小のテーブルは、1 行 × 1 列になります。
- 各セルには、参照先の入力フォームを指定する必要があります。空にすることはできません。
- 「列名」「フォントサイズ」「水平方向の配置」「フォントカラー」「列の幅」設定機能はヘッダー・フッターのみで有効です。各セルでは指定できません。
- 列の幅設定機能は、ヘッダーで有効にすることで各セルにも影響を与えることができます。
- 各セル内の表示設定は、セル内に指定した参照先の入力フォームの設定に従います。
- 1 モデルあたり追加可能なテーブルタイプの入力フォームは 1 つだけです。
- カスタムラベル・計算式の参照は、通常通りの入力フォームの名称を指定してください。
- 同一の繰り返し回数内での参照先を参照します。
- 1 回目の繰り返しの中で、別の繰り返し回数のものを参照することはできません。
- 以下のフォームはテーブルに追加できません。
- 親子リスト
- 親子テキスト
- 親子リスト(他項目連携)
- 掲示板
- マスターデータ
- 中間ガイダンス
- テーブル
- ヘッダー行を除き、各セルの配置指定はできません。
- 入力フォームのアクセス権限設定が「表示のみ」の場合、左寄せで表示します。
- 以下の入力チェックはテーブルおよびそのセル内の入力フォームに対して利用できません。
- 複数項目チェック
- 複数項目必須チェック