はじめに
共有アドレス帳をご利用いただくには Google Workspace へのインストールが必要です。
このマニュアルの手順に従い、インストールを行ってください。
インストール作業は Google Workspace の特権管理者権限を持つユーザー 1 名のみで行っていただきます。
注意:
Google Workspace を新規でご契約いただいた場合、開通から 24 時間以上経ってからインストール作業を実施してください。
本マニュアルの対象者
弊社または弊社パートナーより共有アドレス帳をご契約いただいたお客様
共有アドレス帳のご導入を検討中のお客様
Google Workspace の管理者様
導入を検討しているお客様:
試用版の共有アドレス帳をご利用いただけます。
本マニュアルに従ってインストールを実施すると、30 日間、最大 5 名まで利用可能です。
ご試用いただき、導入するとご判断いただいた際は、弊社営業担当者までご依頼ください。
既にご契約いただいているお客様:
インストール後、弊社によるライセンス数変更作業を行います。
ステップ1:インストールの前に
インストールを行う前に、以下の項目についてご確認ください。ご確認いただけない場合、正常にインストールを完了できない場合があります。
ブラウザのキャッシュクリア
インストール作業に使用するブラウザに不要なキャッシュが残っている場合、想定と異なる Google Workspace に共有アドレス帳をインストールしてしまう危険性があります。
ブラウザごとのキャッシュクリア方法は以下の記事を参照してください。
キャッシュを全てクリアすると、ログイン情報等も含めて消去されますので、改めて Google Workspace へのログインを行ってください。
ドメインの所有権確認
お使いの Google Workspace ドメインの所有権確認が完了していないと、共有アドレス帳が正常にインストールできません。ドメインの所有権確認が完了後に共有アドレス帳のインストールを行ってください。
Google ドライブの有効化
お使いの Google Workspace にて Google ドライブがサービスとして有効となっていることをご確認ください。
→Google Workspace ユーザー向けにサービスを有効または無効にする
Google ドライブを起動
Google Workspace の特権管理者権限を有するユーザーにて、Google ドライブにアクセスし、一度 Google ドライブを起動してください。
Google グループを作成
共有アドレス帳は Google グループを使って組織構造を表現します。グループが 1 個も作成されていない場合、インストール中にグループの作成が求められますので、予め作成してください。
グループを 1 個も作成していない場合は、以下の手順を参考に任意のグループを作成してください。
Google グループにアクセスします。
「グループを作成」をクリックします。
「グループ名」と「グループメール」に任意の値を入力し、「次へ」をクリックします。
プライバシー設定で任意の設定を行い、「次へ」をクリックします。
グループに追加するユーザーを入力し、「グループを作成」をクリックします。
情報:
グループメンバーの追加は必須ではありません。
上記の方法以外に管理コンソールでの作成も可能です。
→グループを作成する
ステップ2:共有アドレス帳のインストール
共有アドレス帳のインストールは、全て Google Workspace にログインした上で行ってください。
Google Workspace の管理コンソールにアクセスします。
プライマリドメインの管理者のメールアドレス・パスワードを入力し、ログインします。
こちらにアクセスし、インストールを開始します。
画面右上の「管理者による インストール」をクリックします。
「続行」をクリックします。
利用規約を確認し、チェックをオンにして「同意」をクリックします。
「有効にする対象」は変更しないでください。
︙ |
「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
この画面に戻るとインストールは完了しています。
ステップ3:インストールされた共有アドレス帳の確認
共有アドレス帳のインストール後、正常に起動できることを確認します。
Google Workspace の管理コンソールにて、左のメニューから「アプリ」>「Google Workspace Marketplace アプリ」>「アプリのリスト」をクリックします。
一覧に「Gluegent Apps Addressbook」が追加されていることを確認します。
画面右上のアプリランチャー(■が 9 つのアイコン) をクリックし、下にスクロールすると「Gluegent Apps Addressbook」が追加されていることを確認します。
ステップ4:初期設定
Google Workspace の管理コンソールの画面右上のアプリ(■が 9 つのアイコン)をクリックし、「Gluegent Apps Addressbook」をクリックします。
共有アドレス帳の初回起動時に以下の画面に遷移します。ご担当者様情報を入力し、「ご担当者様情報を登録する」をクリックします。
システムユーザー、ルートグループを設定します。
システムユーザーの選択肢には特権管理者ユーザーが格納されています。このうちの 1 名を選択します。
ルートグループの選択肢には Google Workspace で作成したグループが格納されています。このうちの任意のグループを 1 つ選択します。ルート 1 は必須、ルート 2 以降は任意です。
システムユーザー、ルートグループを選択し、「登録」をクリックします。
これらの項目は設定画面にて変更可能です。
情報:
Google Workspace にグループが 1 つも登録されていない場合、以下のメッセージが表示されます。
「インストールの前に」で紹介した方法を参考に任意のグループを作成してください。
グループ作成後に同画面にてブラウザの「更新」を実行すると上の画面に遷移します。
画面を閉じた場合は、Google Workspace の管理コンソールのアプリ(■が 9 つのアイコン)から「Gluegent Apps Addressbook」をクリックしてください。
以下のメッセージが表示されます。完了までしばらくそのままでお待ちください。
情報:
組織情報の取得中にこの画面を閉じても問題ありません。
続けて作業を実施する際は Google Workspace の管理コンソールのアプリ(■が 9 つのアイコン)から「Gluegent Apps Addressbook」をクリックしてください。
「アプリケーションを開始する」をクリックします。
共有アドレス帳に遷移します。
これで初期設定は完了です。
設定したシステムユーザーとルートグループは、共有アドレス帳画面右上のギアアイコン>「ドメイン設定」より変更が可能です。