「グループキャッシュ」とは、Google Workspace / Microsoft 365 の情報(ユーザー情報・グループ情報)へのアクセス性能の向上を目的として作成された共有アドレス帳が使用するデータの総称です。
このデータは、共有アドレス帳内の専用のデータ領域に作成されます。
グループキャッシュは、毎日、指定の時刻 (初期設定値は日本時間の 04:00) に Google Workspace / Microsoft 365 の情報を取得し、更新されます。
お客様のドメイン毎に、順次取り込みを行いますので、取り込みに時間がかかるケースもあり得ます。そのため、お客様毎に、取り込み開始時間には、差が生じます。
Google Workspace / Microsoft 365 のユーザー・グループ情報の変更、オーダーシートの内容の変更などは、共有アドレス帳に即時に反映されず、グループキャッシュの更新が行われるまで反映されません。
グループキャッシュの更新処理の開始時刻はドメイン設定にて 1 時間単位で指定可能です。
また、弊社の設定により任意のタイミングで、グループキャッシュを更新する機能がございます。ご希望のお客様は、当サポートへご依頼ください。
Microsoft 365 で 共有アドレス帳 をお使いのお客様は、既存のアクセストークンが無効になった場合にグループキャッシュの更新処理が失敗することがあります。
既存のアクセストークンはシステムユーザーのパスワードを変更した場合や一定期間が経過した場合に無効化されます。
→Microsoft ID プラットフォームでの構成可能なトークンの有効期間 (プレビュー)
システムユーザーの再設定を行うとアクセストークンが再発行され、グループキャッシュの更新処理失敗が解消されます。
数日間グループキャッシュの更新処理が失敗している場合は弊社サポートよりお知らせしております。ご案内から 1 週間経過しても解消が確認できない場合はグループキャッシュの更新処理を一時停止いたします。再開をご希望される場合は弊社サポートへご連絡ください。