ここでは「入力フォーム」の各設定のうち、「フォーム設定」について説明します。
入力フォームの追加・変更方法は「モデル編集 フォーム設定」をご参照ください。
各入力フォームの設定
追加した入力フォームをクリックすると画面右側にクリックした入力フォームの情報が表示されます。ここで各入力フォームの設定を行います。
入力フォームの設定項目は以下の 3 つです。
- 基本設定
- タイプ、名前、説明、必須設定、初期値設定を設定します。
- 入力フォームに応じた設定
- 表示設定、個別設定、選択肢設定など、入力フォームのタイプに応じた設定を行います。
- 経路ごとの表示・編集設定
- 各経路での入力フォームの表示・非表示・編集可否を設定します。
編集可能:ユーザーによる入力・選択などの操作が可能。
表示:表示のみ。ユーザーによる操作不可。
非表示:表示されない。
基本設定
各種入力フォームで共通の設定について説明します。各種入力フォームに特化した設定については「モデル編集 入力フォームのタイプの説明」でそれぞれ紹介しています。
タイプ
入力フォームのタイプを選択します。
タイプは入力フォームの追加時に選択しますが、ここで変更できます。
名前
入力フォームの名前を設定します。フォームレイアウトにて「デフォルトのレイアウト」を選択している場合は、名前がそのまま表示されます。
「Google ドキュメント」「HTMLレイアウトエディター」を選択している場合、名前は表示されません。
レイアウト側でわかるように調整してください。
悪い例
良い例
重要:
入力フォームの名前は同じにしないでください。
入力フォームの名前は同じにすることができますが、プレースホルダーを使用するときに、どちらの入力フォームかわからないため、プレースホルダーの値が正しく取得できません。
→プレースホルダーを使用するときの注意点
説明
入力フォームの説明を入力します。フォームレイアウトにて「デフォルトのレイアウト」を選択している場合のみ、入力された内容が画面から確認できます。
名前をクリックすると入力した説明が表示されます。
経路ごとの表示・編集設定
経路ごとの表示・非表示、および編集可否を設定します。
編集可能
ユーザーによる入力・選択などの操作が行えます。
表示のみの入力フォームでは選択できません。
表示
前の経路で入力された内容が表示され、ユーザーによる入力・選択などの操作は行えません。
非表示
前の経路で内容が入力されていても表示されません。
重要:
最初の経路から非表示の項目にはデータが入力されません。最初の経路等で値が入力され、途中の経路で非表示になった項目はデータが入力されています。
制限事項
- 「表示」「非表示」の設定は、画面表示(通常、履歴、印刷)、処理完了メール、処理依頼メール、フォローメールに対して適用されます。
- 処理実行時の経路で設定された項目表示条件に基づきます。
- 自動処理(メール送信、ドキュメント作成など)は適用されません。
- 表示・非表示の設定は経路ごとに設定されるものであり、処理者に基づくものではありません。
メール送信自動処理やフォローメールの宛先を、非表示にした経路の処理担当者を指定しないでください。
例えば、申請時には「非表示」、決裁時には「表示」の項目があった場合、申請時に送信されるフォローメールにはこの項目は表示されませんが、決裁時に送信されるフォローメールには項目が表示されます。終了時のみのフォローメールを申請者に送付する場合、申請時には非表示に項目が申請者に見えてしまいます。