退職などにより、モデルの経路の担当者、ロールに設定されているユーザーを削除する場合は、「メンテナンス①人事異動の場合」同様、モデルやロールの変更が必要です。
削除ユーザーが担当していたタスク
既に作成されたタスクがあった場合は、担当者が不在のため処理を行えません。その場合は、管理者がタスクデータ一覧にて代理で処理を行います。手順は以下の通りです。
タスクデータ一覧をクリックします。検索条件を指定し、「検索」をクリックします。
対象のタスクデータのiアイコンをクリックします。
「代理処理」をクリックします。
遷移先の画面で対象の処理を実施します。
モデルを作成したユーザーの削除(Google Workspace のみ、Basic を除く)
モデルを作成したユーザーを削除する場合は、モデルで使用されたGoogleドライブのドキュメントやスプレッドシートの設定し直しが必要です。手順は以下の通りです。
◯オーナーの譲渡
Google Workspace にて、ドキュメント、スプレッドシートのオーナーを他の管理者に譲渡します。手順は下記ヘルプをご参照ください。
◯モデルの修正
モデル編集画面を開き、下記を確認します。
「全般」にて
処理完了メール・処理依頼メールの「本文」、印刷設定の「基本レイアウト」で Google ドライブのドキュメントを指定する箇所があります。
「経路」にて
それぞれの経路の自動処理にて Google ドライブのドキュメントやスプレッドシートを指定する箇所があります。
処理完了メール・処理依頼メールの「本文」、印刷設定にて Google ドライブのドキュメントを指定する箇所があります。
「入力フォーム」にて
「フォーム全体の設定」にて Google ドライブのドキュメントを指定する箇所があります。
単行テキスト・数値・リストなどの初期値にてスプレッドシートを指定する箇所があります。
リスト・テキストとリスト・複数チェック・単一チェックなどの選択肢にてスプレッドシートを指定する箇所があります。
ドライブのテンプレートにてコンテンツを指定する箇所があります。
該当箇所に設定されているドキュメント、スプレッドシート等を設定し直してください。
情報:
再設定対象のドキュメント・スプレッドシートの最終更新日時を最新にすることで、検索が不要になります。
際設定対象のドキュメント・スプレッドシートのリンクをクリックします。
一度内容を変更し、元に戻します。
こうすることで、最終編集日時が最新になります。
ドキュメント・スプレッドシートを設定し直します。
◯マスターデータの設定変更
マスター管理の一覧画面で、スプレッドシートが設定されているマスターの鉛筆(編集)アイコンをクリックします。
「データ」に設定されているスプレッドシートを選択し直してください。
◯ロール管理の設定変更
ロール管理にて「新規作成」の右の「▼」をクリックし、「インポート」をクリックします。
「自動的にリフレッシュする」のチェックがオンの場合は、「同期」をクリックしてください。
◯ドライブへのアクセスの委譲設定
画面右上のギアアイコンをから「ドメインの設定」をクリックします。
ドライブへのアクセスの委譲設定にて下記を入力します。
現在のアカウント:退職者のメールアドレス
新しいアカウント:退職者のドキュメントを参照できるユーザーのメールアドレス
「アクセスを委譲」をクリックします。
情報:
以前、新しいアカウントに入力されたユーザーを削除したときは、さらに新しいアカウントへの委譲を行なってください。
委譲するアカウント | 新しいアカウント |
---|---|
aaa@example.com | bbb@example.com |
委譲するアカウント | 新しいアカウント |
---|---|
bbb@example.com | ccc@example.com |
aaa@example.com | ccc@example.com |
※先に追加されていた aaa@example.com → bbb@example.com は削除します。
システムユーザーの削除(Google Workspace のみ、Basic を除く)
システムユーザーとして設定されている特権管理者ユーザーを削除する場合は、システムユーザーの変更が必要です。手順は以下の通りです。
Gluegent Flow を起動します。画面右上のギアアイコンをクリックし、「初期設定」をクリックします。
新しく設定するシステムユーザーを選択し、「システムユーザーを更新する」をクリックします。
削除対象ユーザーがオーダーシートのオーナーだった場合は上記の特権管理者に移譲します。