モデルのアクセス制限の設定はカテゴリ単位に行います。
アクセス制限には、タスク作成時にアクセスを制限する「タスク作成アクセス制限」とモデル一覧でアクセスを制限する「モデル管理機能アクセス制限」の 2 種類があります。
タスク作成アクセス制限について
ユーザー・グループ毎にタスクを作成可能なモデルを制限できます。
対象のみ表示
特定のユーザーやグループのメンバーだけに使用させたい場合は「対象のみ表示」を使用します。
「対象者を追加」をクリックするとグループ選択パネルが表示されます。グループやユーザーのチェックをオンにし、「OK」をクリックします。
タスク作成時は、ここで選択したユーザーやグループのメンバーにだけこのカテゴリが表示されます。選択されていないユーザーやこのグループに所属しないメンバーにはカテゴリが表示されません。
対象は非表示
特定のユーザーやグループのメンバーだけは使用させたくない場合は「対象は非表示」を使用します。
「対象者を追加」をクリックするとグループ選択パネルが表示されます。グループやユーザーのチェックをオンにし、「OK」をクリックします。
タスク作成時は、ここで選択したユーザーやグループのメンバーにはこのカテゴリが表示されません。
重要:
- ここで制限されるのはタスク作成時のみです。承認・決裁など後続の経路で処理を行うユーザーは制限されません。
- この設定はカテゴリの表示・非表示を切り替えるだけなので、制限されたユーザーでもモデルの URL に直接アクセスすることは可能です。Google サイト等にモデルの URL を記述している場合はご注意ください。
- 他のユーザーや過去に自分が作成したタスクを使い「コピーして作成」をクリックすることで対象モデルを使ったタスクが作成できます。
タスク作成アクセス制限使用例
営業部グループに所属するユーザーのみが使用できるカテゴリを作成する例です。
タスク作成アクセス制限で「対象のみ表示」を選択し、対象者として「営業部」グループを選択します。
カテゴリを作成後、モデル編集画面にてこのカテゴリを選択します。
「営業部」グループに所属する管理者権限を持たないユーザーでログインします。「作成」をクリックすると対象のカテゴリが表示されます。「営業部」グループに所属していないユーザーは対象のカテゴリが表示されません。
注意:
作成したカテゴリにモデルが 1 つもない場合、カテゴリは表示されません。
モデル管理機能アクセス制限について
管理者権限がない一般ユーザーにモデルの編集を行う権限をカテゴリ単位で付与できます。
「対象のみ表示」「対象は非表示」の設定は「タスク作成アクセス制限」と同様です。
管理機能アクセス制限使用例
以下は、営業部グループに所属するユーザーのみが編集できるカテゴリを作成する例です。
管理機能アクセス制限で「対象のみ表示」を選択し、対象者として「営業部」グループを選択します。
カテゴリを作成後、モデル編集画面にてこのカテゴリを選択します。
「営業部」グループに所属する管理権限を持たないユーザーでログインします。画面右上のギアアイコンをクリックし、「設定」をクリックします。
「モデル管理」>「モデル一覧」をクリックすると、対象のカテゴリとそのカテゴリに割り当てられたモデルが表示されます。表示された各モデルは、管理権限がないユーザーでも編集が可能です。
「新規作成」をクリックした場合、管理権限があるカテゴリのみ表示されます。
カテゴリをチェックせずに保存した場合、エラーが表示されます。
情報:
管理権限がないユーザーの場合、モデルの作成はできません。