Gluegent Gate のユーザー ID は変更できませんが、Gluegent Gate のユーザーを削除し、再作成することで、ID を変更できます。
以下にその手順について記載いたします。
作業を行う上でご注意いただきたいこと
作業中、対象となるユーザーは、Gluegent Gate を利用した SSO を行うことができません。
また、一時的にGluegent Gate → Google Workspace への ID 同期が行われなくなります。(3〜9の間)
作業のおおまかな手順
以下の手順にて作業を行ってください。
- スプレッドシート 上で対象となるユーザーのメールアドレス変更
- スプレッドシート → Gluegent Gate の同期実行
- ID 同期を無効化する
Gluegent Gate と Google Workspace のユーザー間の連携を切るために、一旦 Google Workspace との ID 同期を無効にします。 - スプレッドシート 上で対象となるユーザー行の削除
- スプレッドシート → Gluegent Gate の同期実行
- Gluegent Gate 上で無効化されたユーザーの削除
- スプレッドシート 上で新 ID ユーザーを作成
- スプレッドシート → Gluegent Gate の同期実行
- ID 同期を有効化する
Google Workspace との ID 同期を有効にします。
作業の詳細
以降、手順の詳細を記載いたします。
- スプレッドシート 上で対象となるユーザーのメールアドレス変更
変更前のメールアドレスは削除されますので、メールエイリアスとして残したい場合はメールエイリアス用のセルに変更前のメールアドレスを設定します。 - スプレッドシート → Gluegent Gate の同期実行
定時同期実行の時間までお待ちいただくか、お客様ご自身による同期を実行してください。
お客様ご自身による同期をご利用いただいていないお客様は弊社サポートへ同期実行をご依頼ください。 - ID 同期を無効化する
当手順を実行すると、Gluegent Gate でのユーザー作成・変更・削除の操作が Google Workspace に同期されなくなりますのでご注意ください。 - Gluegent Gate の管理画面にテナント管理者にてログイン
- 「シングルサインオン」>「クラウドサービス」をクリック
- 「Google Workspace」の編集アイコンをクリック
- 「ID同期」のチェックをオフにし、「保存」をクリック
- スプレッドシート 上で対象となるユーザー行の削除
スプレッドシート 側で対象ユーザーを削除します。 - スプレッドシート → Gluegent Gate の同期実行
上記 2 同様、同期を実行します。 - Gluegent Gate 上で無効化されたユーザーの削除
ユーザー削除モードが論理削除になっている場合は、スプレッドシート でユーザー削除すると Gluegent Gate のユーザーは削除されず、無効化されます。物理削除になっている場合は以下の操作は不要です。
Gluegent Gate 管理画面で対象ユーザーを削除します。 - Gluegent Gate 管理画面で「ユーザー」をクリック
- 対象ユーザーを検索し、ごみ箱アイコンをクリック
- スプレッドシート 上で新 ID ユーザーを作成
スプレッドシート で新 ID のユーザーを作成します。 - スプレッドシート → Gluegent Gate の同期実行
上記 2 同様、同期を実行します。 - ID 同期を有効化する
- Gluegent Gate 管理画面で「シングルサインオン」>「クラウドサービス」をクリック
- 「Google Workspace」の編集アイコンをクリック
- 「ID同期」のチェックをオンにし、「保存」をクリック