Gluegent Gate の ユーザー ID は通常変更することはできませんが、Gluegent Gate のユーザーを削除し、再作成することで、ID を変更することができます。
以下にその手順について記載いたします。
作業を行う上でご注意いただきたいこと
作業中、対象となるユーザーは、Gluegent Gate を利用した SSO を行うことができません。
また、一時的に Gluegent Gate → Dropbox への ID 同期が行われなくなります。(下記手順 2 〜 4 の間)
作業のおおまかな手順
以下の手順にて作業を行っていただくことが可能です。
- 対象となる Gluegent Gate ユーザーのメールアドレス変更
Gluegent Gate とDropbox のメールアドレスを変更します。
メールアドレスを変更すると、変更前のメールアドレスをエイリアスとして保持しています。 - ID 同期を無効化する
Gluegent Gate と Dropbox のユーザー間の連携を切るために、一旦 Dropbox との ID 同期を無効にします。 - 対象となる Gluegent Gate ユーザーの削除
Gluegent Gate と Dropbox のユーザー間の連携が切れたので、Gluegent Gate のユーザーを削除します。 - ID 同期を有効化する
Dropbox との ID 同期を有効にします。 - 新 ID を利用して Gluegent Gate ユーザーを再作成
作業の詳細
以降、手順の詳細を記載いたします。
- Gluegent Gate 上のユーザー glg_user1@example を glg_user2@example に変更する
- Dropbox 上のメールアドレス db_user1@example.com に紐付けられている
- Gluegent Gate のメールアドレス変更
- Gluegent Gate の管理画面にログイン
- 「ユーザー」>「一覧」をクリック
- ユーザー glg_user1@example のメールアドレスに新メールアドレス (db_user2@example.com) を入力し、「更新」をクリック
※旧メールアドレスはメールエイリアスに設定されます。 - ID 同期を無効化する
当手順を実行すると、Gluegent Gate でのユーザー作成・変更・削除の操作が Dropbox に同期されなくなりますのでご注意ください。 - Gluegent Gate 管理画面で「シングルサインオン」>「クラウドサービス」をクリック
- 「Dropbox」の編集アイコンをクリック
- 「ID同期」のチェックをオフにし、「保存」をクリック
- Gluegent Gate ユーザー削除
- Gluegent Gate 管理画面で「ユーザ」をクリック
- ユーザー glg_user1@example を削除
- ID 同期を有効化する
当作業を実行すると、Gluegent Gate と Dropbox の ID 同期が再度有効化されます。Gluegent Gate でのユーザー作成・変更・削除の操作が Dropbox に同期されるようになります。 - Gluegent Gate 管理画面で「シングルサインオン」>「クラウドサービス」をクリック
- 「Dropbox」の編集アイコンをクリック
- 「ID同期」のチェックをオンにし、「保存」をクリック
- Gluegent Gate ユーザー再作成
- ユーザーの新規登録を選択し、以下の内容で登録
ユーザーIDに「glg_user2」と入力
メールアドレスに「db_user2@example.com」と入力
db_user1@example.com をエイリアスとして保存する場合、メールエイリアスに「db_user1@example.com」と入力
その他の値は、glg_user1 で設定したものと同じものを入力 - 他にユーザー新規作成時に行う設定があれば、実行する