~はじめに~
本マニュアルは、Jira と Gluegent Gate の連携を、最小限の設定で行う方法をご紹介しています。
ご用意いただくものは、Gluegent Gate の管理者ID / パスワードと、連携する Jira の管理者情報です。
ステップ1:Jira で「APIトークン」の作成
ステップ2:Gluegent Gate で「ID同期」の設定
ステップ3:Gluegent Gateで「ユーザー」の新規登録
ステップ4:Gluegent Gateで「操作ログ」を確認
ステップ1:Jira で「APIトークン」の作成
「Atlassianアカウント」にAtlassian の管理者権限を持つユーザーでログインします。
画面上部の「セキュリティ」をクリックします。
「API トークン」にある「API トークンの作成と管理」をクリックします。
「API トークンを作成する」をクリックします。
以下の項目を入力して「作成」をクリックします。
- Name
- 任意の名称を入力します。
- Expires on
- 任意の期間(※トークンの期限は1年以内)を選択します。
発行されたAPI のトークンをテキストエディタ等に控えておきます。
注意:
サービスの仕様により最大1年となっております。定期的なAPI トークン更新を忘れず実施ください。
ステップ2:Gluegent Gate で「ID同期」の設定
Gluegent Gate 側に Jira との ID 同期の設定を行います。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューにて「シングルサインオン」>「クラウドサービス」の順にクリックします。
画面右上の「登録」をクリックします。
一覧の「Jira」の操作アイコンをクリックします。
各種設定項目を入力します。
ID同期
- 「有効」のチェックをONにします。
- API URL
-
以下の形式でURLを設定します。
例)https://<ご利用のJira環境ドメイン>.atlassian.net/rest/api/3
- Jira側でAPIを発行したアカウントのメールアドレスを入力します。
- APIキー
- 「ステップ1」で控えた「API トークン」の値を入力します。
「保存」をクリックします。
ステップ3:Gluegent Gateで「ユーザー」の新規登録
Gluegent Gate でユーザーを新規登録します。
注意:
メールアドレスのみがJira 側に同期されます。メールアドレスの変更に関しては同期されませんので、ご注意ください。
Gluegent Gate の管理画面にアクセスします。
左メニューの「ユーザー」→「新規登録」の順にクリックします。
ユーザーの新規登録画面に遷移します。必要事項を入力します。
- ユーザーID
- Gluegent Gateのログイン画面で使用するIDです。
- 氏名
- 氏名を入力します。
- メールアドレス
- メールアドレスを入力します。
- パスワード
- ログインのためのパスワードを入力します。
- 許可するサービス
- 「Jira」のチェックをONにします。
「登録」をクリックします。
ステップ4:Gluegent Gateで「操作ログ」を確認
ユーザー登録後、ログで正しくユーザーがJira 側と同期されたかを確認します。
左メニューの「ログ」→「システムログ」の順にクリックします。
ログファイルで「操作ログ」を選択し、「適用」をクリックします。
その他の検索項目は必要に応じて設定します。
Gluegent Gate への追加ログと Jira への追加ログが表示されます。
「Jira」が付いているものが Jira への追加ログです。
成功した処理は黒いテキスト、失敗した処理は赤いテキストで表示されます。