PC 版の SeciossPass のシークレット登録時、アクセス時に表示されるエラーメッセージについて、各メッセージの原因と対応方法は以下のとおりとなります。
■ シークレット復号失敗
こちらが表示される場合、SeciossPass 登録時と実際の使用時でネットワーク機器の接続状況が異なっていることが考えられます。
PC 版 SeciossPass では、端末に搭載された全てのネットワーク機器の MAC アドレスを基に認証を行っています。この為、端末に搭載されたネットワーク機器の構成(MAC アドレスの数と内容)が変わりますと、端末 ID が変更され、再度承認が必要となります。
ただし、シークレット登録時より接続しているネットワークアダプタの数が増えることは問題ありません。接続しているネットワーク機器がもっとも少ない状態で登録を行い、現象が解消するかご確認ください。
※添付の「SeciossPass_シークレット復号失敗資料.pdf」をご参照ください。
■ シークレット未登録 (secret not registered)
こちらが表示される場合、シークレット設定の内容が削除されたか、設定ファイル (.properties 形式のファイル) が存在していない場合となります。
現象が発生した端末の [SeciossPass] のフォルダ内に .properties 形式のファイルが存在しているか、またはシークレット設定を開いた際に内容が保存されているかを確認し、設定ファイルにより問題が発生していた場合には、シークレット設定の再登録を行ってください。
【事例:プログラムの起動方法に起因して、「secret not registered」が発生するケース】
初回設定時(または起動時)に、ファイルを右クリックして「プログラムから開く」等から Java のプログラムを指定して SeciossPass.jar を起動した場合、Windows OS の仕様上、設定ファイル( .properties 形式のファイルなど)が保存される場所が SeciossPass.jar とは異なるフォルダ(「system32」フォルダなど)に配置されてしまう動作となります。
そのため、SeciossPass がシークレット設定のファイルを正しく保存・認識できず、SeciossPass の設定画面で secret not registered(または「Save secret settings failed」)のエラーが発生することが確認されています。
【対処方法・正しい起動手順】
ファイルの保存場所を本来のフォルダに戻すため、以下の手順に沿って再設定を行ってください。
1. プログラムの関連付けと起動
Windows上で SeciossPass.jar を開く際、プログラムの選択画面で Java の実行環境プログラムを選択すると同時に、
必ず「常にこのアプリを使って .jar ファイルを開く」にチェックを入れて起動します。
※ 「常に使う」の表示が出ない場合は、 jar ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」-「別のプログラムを選択」を選択することで、チェックボックスが表示される画面を開くことができます。
2. アプリの終了
起動した SeciossPass の画面は、何も設定を入力せずに、そのまま一旦閉じて(終了して)ください。
3. ダブルクリックでの再起動と登録
次回からは、SeciossPass.jar を右クリックからではなく、そのまま「ダブルクリック」して起動してください。
これにより、ファイルの保存場所が本来の SeciossPass.jar があるフォルダとして正しく認識されるようになります。
この状態で、再度シークレットの登録(申請)をお試しください。
■ 設定情報保存失敗
本エラーメッセージは、zip ファイルの内容を展開(解凍)せずに SeciossPass の設定を実施した際や、ファイルに書き込みの権限がない場合に表示されることを確認しています。
Windows では、zip ファイルをダブルクリックしますと、ファイルの展開を行わずに圧縮されたファイルを利用することが可能である為、zip ファイルが展開されているかを確認してください。
情報:
展開メニューが表示されている場合は、展開されていません。「すべて展開」をクリックして、展開してお使いください。
また、Windows の [標準のユーザー] がパブリックのデスクトップにある SeciossPass のフォルダより設定を行いますと、同様のエラーが表示されます。
こちらは、[標準のユーザー] にはパブリックのデスクトップに保存されたファイルへのアクセス権限がない為となります。
※ [標準のユーザー] とは Windows のアカウント設定となります。詳しくは以下をご参照ください。
Windows にログオンされているユーザーのフォルダに SeciossPass を保存し、実行ください。
■ ネットワークエラー / シークレット登録失敗
こちらが表示される場合、インターネット接続がない環境や、何らかのアクセス制限によって、端末から GluegentGate サーバーへの HTTP / HTTPS アクセスができない状況となっていることが考えられます。
ネットワークに接続されているか、プロキシ設定などにより利用が制限されていないかご確認ください。
また、認証 URL に指定する auth.gluegent.net の記載に誤りがある際にも同様のエラーとなります。
■ 不正なデバイスからのアクセスです。
本エラーメッセージは、対象の端末の時刻設定が実際と大きく異なっている場合に表示されることを確認しています。端末のタイムゾーン、及び日付と時刻設定が正しく行われているかご確認ください。タイムゾーンと日付時刻は一致するようにしてください。(例 タイムゾーンを日本、時刻を中国時間にするとエラーとなります)
もし上記でも現象が改善しない場合には、以下を行うことで現象が改善するかお試しください。
・再度シークレット登録を行う。
・ブラウザを開き、mail.google.com 等にアクセスし、Google サービスからログアウトしていることを確認する。
■ シークレットはすでに登録済みです。
本エラーメッセージは、該当の端末が既に他のユーザー様にて登録されている場合に表示されます。
GluegentGate の管理画面にアクセスし、こちらから利用ユーザーの情報を追加で登録するか、SeciossPass より登録を行う場合は、一度該当端末の情報を削除ください。
■テナントID入力画面に遷移する
ユーザIDの末尾にスペースが入っている場合に表示されます。
SeciossPass のオプション>シークレット設定をクリックし、「設定削除」をクリックします。
再度シークレットを設定し直してください。
■認証エラー
シークレット登録時、ID / パスワードが正しくありません。
■SeciossPass.jar が実行されない
SeciossPass.jar を実行すると、小画面が表示されるが、すぐ閉じてしまう場合は、Java が正しくインストールされていなかったり、PC 端末に起因する何らかのエラーの原因が考えられます。
以下の操作を行い、結果をご確認いただくか、画面に表示された内容と併せて当サポートへお問い合わせください。
- コマンドプロンプトを起動します。
Mac の場合はターミナルを起動します。 - cd [SeciossPassが保存されているパス] を入力し、Enter キーを押下します。
- java -jar SeciossPass.jar を入力し、Enter キーを押下します。
情報:
この操作により正常に動作する場合は、2,3のコマンドを bat 化し、この bat ファイルから実行してください。