■はじめに
Gluegent Gate の証明書認証・証明書確認をご利用のお客様において、「証明書が参照できない」「アクセスが拒否された」というエラーが発生するとのお問い合わせをいただくことがあります。その際の対処方法を本記事にまとめました。エラーが発生した際には、こちらの記事を確認し、対応いただけますと幸いです。
■エラーメッセージ
auth-cert.gluegent.net へのアクセスが拒否されました
auth-cert.gluegent.net によりユーザーのログイン証明書が受け入れられなかったか、ログイン証明書が提供されませんでした。
ERR_BAD_SSL_CLIENT_AUTH_CERT
■対処方法1:端末にインストールされた証明書の状態を確認する
上記のエラーが発生する場合、Gluegent Gateや連携サービス(Microsoft 365、Google Workspaceなど)に接続する際に、クライアント証明書による認証においてエラーが起きていることを示しております。
まず、以下のリンクからアクセスできる「クライアント証明書動作確認」ページにて、「確認」ボタンをクリックし、インストールされている証明書の状態(有効/無効)をチェックしてください。
証明書が既にインストールされているのにエラーが発生する場合、または証明書の値が不正確である場合は、インストール済みの証明書を一度削除し、正しい証明書を再度インストールしてください。
手順につきましては、以下のリンクからご確認いただけます。
■対処方法2:エラーが発生する端末の環境を確認する
対処方法1を確認した結果、クライアント証明書に問題がない、再インストールしても事象が解消しない場合、他には以下の要因が考えられます。
[原因]
1. 端末のブラウザのキャッシュが破損
2. 端末やブラウザの不具合
3. 端末の時刻と日付のずれによる認証失敗
4. 端末のOSによる不具合
5. サードパーティ製品のソフトウェアによる影響
6. ウイルス対策ソフトによるSSL/TLSプロトコルのフィルタリング
それぞれの対応策を以下に示しますので、順番にお試しください。
[対応策]
1. ブラウザのキャッシュやCookieをクリア
または、シークレットウインドウを用いての接続を確認する
2. ブラウザを最新版に更新する
3. 端末の日付と時刻について、実際の時刻と大きな相違がないかを確認する
日付と時刻のずれがある場合は「時刻を自動的に設定する」をオンにしてください
4. 端末のOS更新(Windows updateなどを行う)
5. ブラウザに拡張機能を入れている場合は一度削除する(もしくは最新にする)
6. ウイルス対策ソフトを一時的に無効化
※ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する際は、セキュリティリスクを考慮の上ご実施ください
対処方法1、2で解決しない場合は、対応結果を添えてコンシェルジュまでご連絡ください。
また、次のページに記載の情報もご提供ください。