ドメイン設定の各項目は以下の通りです。
現在有効なオーダーシート
グループキャッシュ
ルートグループ
ドメイン設定
テナントコード
ライセンス数
グループ選択パネルの設定
プロフィール設定
プロフィールの写真の設定
モバイル版の設定
現在有効なオーダーシート
現在適用されているオーダーシートの情報が表示されます。また、オーダーシートに関する各種設定が行えます。
- オーダーシートの種類
- オーダーシートの種類を Spreadsheet と CSVから選択します。
- Microsoft 365 をお使いの場合は、オーダーシートは CSV のみお使いいただけます。
- CSV 選択時は以下の画面になります。Member、Group それぞれのファイルをアップロードします。
- ◯未設定の状態
- ◯設定済みの状態
-
注意:
アップロードされたファイルは画面上からダウンロードできません。
- 現在有効なオーダーシート
- Spreadsheet の場合はオーダーシートのリンクになっています。
- リンクをクリックするとオーダーシートを参照できます。
- CSV の場合は表示のみです。前回使用した CSV はダウンロードできませんので、保管しておいてください。
- オーダーシートを指定する(Spreadsheet のみ)
- クリックすると下記の画面が表示されます。既存のオーダーシートを指定します。
- オーダーシートを使わない(Spreadsheet のみ)
- 設定されているオーダーシートの選択を解除します。
- 空のオーダーシートを作成する(Spreadsheet のみ)
- クリックすると下記の画面が表示されます。「OK」をクリックすると指定した名前のオーダーシートが作成されます。
- 作成されたオーダーシートはシステムユーザーのマイドライブに作成されます。オーナーはシステムユーザーになり、作成を行なったユーザーは編集権限が付与されます。
グループキャッシュ
現在、共有アドレス帳が使用しているグループキャッシュの作成日時が表示されます。同時に表示されている Revision は、更新処理の実行回数です。利用開始時に 1 からカウントされ、グループキャッシュの更新処理実行ごとに 1 追加されます。
- 開始時刻設定
- グループキャッシュの更新処理の実行開始時刻を「00:00」〜「23:00」の範囲で設定します。初期値は AM 4:00 です。
- 実行履歴
- グループキャッシュの更新処理の実行履歴のうち、直近のものを表示します。開始時刻、終了時刻、状態が表示されます。
-
通常は「成功」が表示されていますが、何らかの原因により「失敗」となる場合があります。失敗時は前回成功時のグループキャッシュを使ってユーザー・グループ情報を表示します。失敗の原因については当サポートへお問い合わせください。
- グループキャッシュ更新実行
- グループキャッシュの更新処理を任意のタイミングで実行します。利用をご希望のお客様は当サポートへご依頼ください。
ルートグループ
ルートグループに関する設定が行なえます。
- ルートグループ1〜10
- ルートグループをグループ一覧から選択します。文字を入力することで検索が可能です。
- ルートグループ配下以外も検索対象とする
- グループ選択パネルの検索機能使用時の検索対象を設定します。
- オンの場合は、ドメイン全体のユーザー・グループを検索対象にします。
オフの場合は、ルートグループの下に存在するグループ・ユーザーのみを検索対象にします。 - また、グループ選択パネルのプロフィール欄で「所属グループ」に表示されるグループのうち、ルートグループから辿れないグループは表示されません。
-
全社(ルートグループ)
└A部(グループ)
└神谷町一郎
BグループML(グループ)
└広尾要 - オンの場合、これら全てのユーザー・グループが検索対象になります。
- オフの場合、ルートグループ配下の「A部」「神谷町一郎」は検索対象となりますが、「BグループML」「広尾要」は検索対象外となります。
- 更新する
- 「ルートグループ」欄の設定情報を保存します。
ドメイン設定
ご契約の Google Workspace / Microsoft 365 にて別のドメインをご使用の場合、そのドメインがすべて表示されます。
「更新する」をクリックすると Google Workspace / Microsoft 365 で使用中のドメイン情報を取得し、表示内容を更新します。
Google Workspace / Microsoft 365 側でドメインを追加した際は必ず「更新する」をクリックしてください。クリックするまで追加されたドメインのユーザーは共有アドレス帳をお使いいただけません。
追加されたドメインのグループキャッシュは、このドメイン設定を行った後のグループキャッシュの更新処理が行われるまで(翌日のAM4:00以降)は、反映されません。
重要:
異なるドメインを追加する際、そのドメインが過去に共有アドレス帳を利用していた実績がないかご確認ください。
もし利用実績がある場合、正常に動作しないため、弊社にてデータメンテナンスが必要です。
そのようなドメインを追加する際は事前に弊社サポートへお知らせください。
テナントコード
共有アドレス帳のインストール時に自動的に割り振られるお客様固有のテナントコードが表示されます。
ご契約の時期により、ドメインと同じ値、または、ランダムな値のいずれかが設定されます。お問い合わせいただく際、このテナントコードをお聞きする場合があります。
ライセンス数
共有アドレス帳のご契約ライセンス数が表示されます。
グループ選択パネルの設定
グループ選択パネルのグループをクリックするとメンバー全員をチェックする機能の使用有無を選択します。
選択内容を変更すると即時反映されます。
プロフィール設定
グループ選択パネルのプロフィール欄に表示する項目の制御有無を選択します。
- 表示制御する
- チェックをオンにした場合はプロフィール欄の表示項目の制御を行います。
- プロフィール写真
- グループ選択パネルのプロフィール写真は下の「プロフィールの写真の設定」で設定しなかった場合、個人で設定したプロフィール写真が表示されます。これを使用せず、「プロフィールの写真の設定」で設定した写真のみを使用する場合はチェックをオンにします。
- システム定義項目
- Google Workspace / Microsoft 365 で設定したプロフィール情報の表示有無を制御します。各項目のチェックがオンのものは表示し、オフのものは非表示となります。
- エイリアスは別名です。例えば「名前(姓)」の代わりに「Family Name」と表示したい場合に入力します。
- 電話(携帯)・電話(自宅)・電話(仕事)に登録された値は着信表示に使用できます。
- →着信表示
- 上記以外のシステム定義の表示有無
- Google Workspace / Microsoft 365 では上記以外にも API 経由でプロフィール情報を設定できますが、これらのプロフィール情報の表示有無を制御します。チェックをオンにすると非表示となります。
- ユーザー定義項目
- オーダーシートで設定した項目の表示有無及び別名を制御します。
「電話」のチェックをオンにした場合、対象の項目は電話番号として扱います。チェックをオンにした項目は共有アドレス帳のスマートフォンアプリで発信できるようになります。また着信表示に使用します。電話番号や内線番号が対象となります。複数の電話番号を使用したい場合は、オーダーシートに複数行登録してください。
- 更新する
- 「プロフィール設定」欄の設定情報を保存します。
プロフィールの写真の設定
グループ選択パネルのプロフィール欄に表示する写真を個別に設定します。
ドロップダウンで写真を設定したいユーザーを選択します。文字を入力することで検索が可能です。
設定したい画像ファイルを選択します。
情報:
ユーザー数が1000件以上の場合、ドロップダウンではなく入力欄が表示されます。
設定された画像が表示されます。
プロフィール欄に即時反映されます。
画像の設定を解除する場合は「クリア」をクリックします。
モバイル版の設定
iOS 版共有アドレス帳アプリケーション内でウェブ画面を表示させるかどうかを設定します。
無効にするとアプリケーション内でウェブ画面を表示できません。ユーザーにキーボードだけを使わせたい場合に使用します。
選択内容を変更すると即時反映されます。