Gmail では、ウィルスに対するセキュリティ対策として、一部のファイルは送受信できない仕様となっています。
このため、送受信できない種類のファイルを添付した状態でメールを送受信しようとすると、エラーが表示されたり、エラーメッセージが送信者に返送される場合があります。
▼原因
ファイルを添付したメールの送受信ができない場合は、以下に該当しているか確認してください。
(a) 送受信に対応していないファイルを添付している
危険な実行コードを含む可能性のあるファイル(拡張子が「.exe」「.bat」等のファイル)は送受信できないため、拡張子を変更することで回避してください。拡張子を変更して送信した場合は、受信側で拡張子を元に戻す必要があります。(対応していないファイルの一覧は上記のヘルプ記事をご参照ください。)
なお、Gmail 上で実行ファイルを添付して送信しようとすると、「セキュリティ上の理由により、〇〇メールではこの種類のファイルを送信できません。」というエラーが表示されます。(Gmail 以外から送信し、Gmail で受信を行おうとした場合は、送信者にエラーが返送されます。)
(b) 破損したファイルを添付している
破損したファイルは送受信できないため、破損していない状態のファイルを添付してください。
(c) メッセージ全体の容量が 25MB を超えている
メッセージ全体の容量とは、添付ファイルや本文なども含んだエンコード後のサイズです。添付ファイルに関しては、エンコードするとデータサイズが添付時よりも大きくなることがあるため、20MB のファイルを添付していても、メッセージのサイズが 27~28 MB となる場合があります。この場合はメッセージ全体の容量が 25MB を超えてしまうため、添付ファイルを圧縮・分割するなどして 25MB 以内の容量とすることで回避してください。
または、Googleドライブにアップロードし、アップロードしたファイルを共有する方法で回避してください。
(d) パスワードで保護された「zip ファイルを含む zip ファイル」を添付している
パスワードをかけた zip ファイルの中に zip ファイルが格納されているファイルは送受信できないため、拡張子を変更することで回避してください。拡張子を変更して送信した場合は、受信側にて拡張子を元に戻すことで解凍が可能となります。
(e) コンテンツコンプライアンスにより添付ファイルをブロックしている
下記ヘルプ記事の方法にて任意の添付ファイルをブロックしている場合は、ポリシーの見直しをすることで回避してください。
・基本的なメール コンテンツ フィルタリングに関するルールの設定
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