Gluegent Flow では、自動処理を使ってモデルの入力フォームに配置されたすべての入力項目や経路情報を、スプレッドシートやExcelに出力することができます。この機能を使うと、申請データを台帳化したり、データの集計や業務分析を行う元データを作成することができます。出力のタイミングは、モデルの経路毎に設定された「実行可能な処理(ボタン)」のどれかになります。
ここでは、「申請日」「申請内容」の入力項目を持つ単純なモデルを使い、経路「決裁待ち」で承認ボタンが押された時に、Google スプレッドシートに入力値を出力する様子についてみていきましょう。
情報：
Microsoft 365 で Gluegent Flow をお使いのお客様はExcel 最終行追加自動処理もしくは、外部システム実行自動処理 (PowerAutomate) をお使いください。
→自動処理 Excel行追加
→Microsoft 365 版 Gluegent Flow で Excel に出力する方法
設定の手順
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設定の手順
スプレッドシートの用意
出力先となるスプレッドシートを用意します。
サンプルとして「申請日」「申請内容」という列を持ったスプレッドシートを作成しました。
モデルの作成
モデルの編集画面を開いて入力フォームの編集を行います。まず出力項目となる「申請日」「申請内容」を追加します。
経路の設定
経路の編集を行います。今回は予め設定される「承認待ち」の経路を削除してあります。
自動処理の設定
「自動処理設定」をクリックし、「決裁」の「＋」をクリックすると、小画面が表示されます。
「スプレッドシート行追加」のアイコンをクリックします。
「自動処理の名前」には任意の値を入力します。「ドライブ名」の「直接ドライブの項目を指定」を選択します。虫めがねアイコンをクリックし、先ほど作成したスプレッドシートを選択します。「シートの名前」「キーとする項目の名前」は空欄のままにします。
これで設定は完了です。モデルを保存してください。
確認する
モデルを公開したら、確認のためにタスクを作成します。
「申請日」に今日の日付、「申請内容」に「テスト申請」と入力し、「申請」をクリックします。
今回の自動処理は「決裁」ボタンを押すタイミングに設定しましたので、続けて「決裁」を行います。
結果、スプレッドシートに入力した「申請日」と「申請内容」が出力されました。