Microsoft 365 Teams のチーム一覧を取得するマスターデータを作成できます。
マスターデータ反映フォームと併せて使用することで、チームIDなどのチーム情報を取得し、入力フォームに反映することができます。
情報:
この機能をご利用いただく場合は、ドメイン設定の追加機能で「Teams リソース管理」のチェックをオンにしてください。
→ドメインの設定画面
注意:
この機能をご利用いただくには、「Teams認可」を実施する必要があります。
→Teams 認可
チーム一覧取得マスターデータの作成
マスターデータの内容を入力フォームに反映するモデル設定
出力例
チーム一覧取得マスターデータの作成
マスター管理画面で、「新規作成」をクリックします。
「名前」に任意のマスターデータ名前を入力します。
「API」をクリックし、「Microsoft Teams」>「チーム一覧」が選択されていることを確認します。
「OK」をクリックします。
チーム一覧を取得するマスターデータが作成されます。
取得できるチーム情報
ヘッダ名 | データの内容 |
---|---|
id | チームIDを取得します。 |
name | チームの名前を取得します。 |
description | チームの説明を取得します。 |
マスターデータの内容を入力フォームに反映するモデル設定
「マスターデータ項目」機能を使用し、入力フォームへマスターデータの値を反映する設定ができます。
情報:
マスターデータ項目に関する詳細については、以下マニュアルをご参照ください。
入力フォーム-マスターデータ項目
ここでは、チーム一覧取得マスターデータを用いたモデル設定をご紹介します。
モデル編集画面から、入力フォーム「マスターデータ」を追加します。
「マスターデータ」タイプの入力フォームが追加されます。
「個別設定」直下のプルダウンリストから、チーム一覧取得マスターデータを選択します。
マスターデータを選択すると、設定項目が表示されます。
- フィルターする列
- フィルターする列に「name」、「他の入力フォームの値でフィルターする」を指定します。
「name」を指定すると、チーム名から該当チームを検索し、合致したチーム情報を他の入力フォームに反映します。 -
注意:
チーム名以外での検索には対応していません。
「フィルターする列」に「name」以外の項目を指定した場合、チーム情報は入力フォームに反映されません。
- フィルターする内容
- 「他の入力フォームの値でフィルターする」を選択すると、「フィルターする内容」が表示されます。
「フィルターする内容」では、検索するチーム情報を入力する入力フォームを指定します。
「入力フォームの入力後にロードする」にチェックを入れます。 -
注意:
必ず「入力フォームの入力後にロードする」にチェックを入れてください。チェックされていない場合、チーム情報は反映されません。
- 出力する対象
- 取得するチーム情報と、チーム情報を反映する入力フォームを指定します。
次の形式で指定します。- 「出力先項目名:(入力フォーム名) 使用する列:(取得するチーム情報)」
「使用する列」で指定できるチーム情報は「取得できるチーム情報」をご参照ください。
- 「出力先項目名:(入力フォーム名) 使用する列:(取得するチーム情報)」
出力例
「フィルターする内容」に設定した入力フォーム「チーム名」にチームの名前を入力します。
エンターキーを押すと「マスターデータの値を反映しました。」のメッセージが表示されます。
「出力先項目名」に設定した各入力フォームに、チーム情報が出力されます。
- 同じチーム名のチームが複数ある場合は、反映するチームを一意に絞れないため反映されません。
- チーム名の検索は先頭一致です。検索の結果、チーム名冒頭部分が同じチームが複数ある場合は、意図したチームを取得することができない場合があります。
- チーム一覧取得マスターデータは、リストや親子リストなどの選択肢として使用できません。