作成したマスターデータをモデルで使用する方法をご紹介します。
選択肢設定でマスターデータを選択する
初期値設定
選択肢設定
選択肢設定でマスターデータを選択する
「モデル管理」>「モデル一覧」をクリックします。(モデル管理の下のメニューが開いている場合は「モデル一覧」をクリックします。)
マスターデータを使用したいモデルをクリックします。
「入力フォーム」をクリックします。
「+」をクリックします。
マスターデータが使用できる入力フォームのタイプ(「リスト」「テキストとリスト」「複数チェック」「単一チェック」「親子リスト」「親子テキスト」「親子リスト(他項目連携)」)を選択します。必要な項目が追加されたら「閉じる」をクリックします。
「選択肢設定」にて「マスターデータを使用」を選択します。ドロップダウンリストにマスターデータ名が表示されますので、使用したいマスターデータを選択します。
タスク作成画面ではマスターデータとして取り込んだ選択肢がリストに表示されます。
初期値設定
初期値設定で初期値を設定する場合は「選択肢を取得する」をクリックし、選択肢の内容を表示した後で初期値を選択してください。
選択肢設定
マスターデータの作成時に「1行目は、ヘッダーとして処理する」のチェックをオンにした場合、「表示する列を制限する」と「マスターデータをフィルターする」のチェックボックスが表示されます。
表示する列を制限する
「表示する列を制限する」のチェックをオンにすると、「表示する列」が表示されます。この項目は後述の「マスターデータをフィルターする」にて使用します。
マスターデータをフィルターする
「マスターデータをフィルターする」のチェックをオンにすると、「フィルターする列」「フィルターする内容」が表示されます。ログインしているユーザーのメールアドレスや他の入力フォームの値により、選択肢の内容を絞り込むことができます。
例1:親子リストでユーザー情報を表示する
下記のようにユーザー情報をマスターデータとして作成します。申請者の社員番号・氏名・所属部署をユーザーに入力させるのではなく、マスターデータから取得し、親子リストなどで一括表示するときなどに使用します。
親子リストでマスターデータを使用します。上記のデータで作成したマスターデータを選択します。「マスターデータをフィルターする」のチェックをオンにし、「フィルターする列」で「メールアドレス」を選択します。
この設定により、ログインしたユーザーのメールアドレスでフィルターされ、メールアドレスの選択肢が自動的に選択されます。また他のデータは含まれません。
例2:他の入力フォームの内容で選択肢が変わる
単一チェックの選択内容により、リストの選択肢が変わるマスターデータ、入力フォームを作成します。マスターデータでは1列目に単一チェックの選択内容、2列目にその選択内容に対応する選択肢を指定します。
タイプが「単一チェック」の入力フォーム「ラジオボタン1」を作成します。選択肢には「A」「B」を入力します。
リストではマスターデータを選択します。「表示する列を制限する」のチェックをオンにし「表示する列」にて「選択肢」(2列目)を選択します。「マスターデータをフィルターする」のチェックをオンにします。「フィルターする列」にて「単一チェックの選択」(1列目)を選択します。「フィルターする内容」にて「他の入力フォームの値でフィルターする」を選択し「ラジオボタン1」を選択します。
ラジオボタン1の選択内容(AかB)に対応するのが「フィルターする列」に当たります。ここで表示するのは2列目なので「表示する列」は2列目のヘッダーを選択します。
ラジオボタン1で「A」を選択すると「A-1」「A-2」「A-3」が選択肢に指定されます。ラジオボタン2で「B」を選択すると「B-1」「B-2」「B-3」「B-4」が選択肢に指定されます。