ビジネス向け Google グループ では、グループ宛のメールの件名に連番を付与できます。
▼件名プレフィックスについて
件名プレフィックスの設定方法は以下の通りです。
- グループの管理画面にアクセスします。
- 左メニューの「グループ設定」>「メールオプション」>「件名のプレフィックス」にて「%d」を使って設定を行い、「変更を保存」をクリックします。
- 左メニューの「グループ設定」>「投稿ポリシー」>「会話の履歴」にてオンを選択します。
例えば、[test:%d] を件名プレフィックスとして設定しておくと、件名の先頭に [test:1]、[test:2]、[test:3] ・・・が順番に付与されるようになります。
▼トラブルシューティング
・自分が送信したメールを閲覧すると件名プレフィックスが付与されていない
⇒プレフィックスを [ ] で囲んだ場合、自分が送信したメールにはプレフィックスは付与されませんが、グループのメンバーが受信したメールにはプレフィックスが付与されています。
・プレフィックスが 1 のまま増加しない
⇒上記手順 3 に記載されている「会話の履歴」がオンになっていない可能性があります。プレフィックスのカウンタは、グループ内のアーカイブされたメッセージのカウンタとして実装されていますので、連番を付与する際はグループのアーカイブ機能は有効としてください。
・プレフィックスの番号が重複している
⇒同じ時間に 2 通受信するなど、短期間に複数のメールを受信した場合は、同一の番号が付与される場合があります。
・受信の度に異なるプレフィックスが付与される
⇒複数のグループが宛先に指定されており、そのいずれにも所属している場合、いずれかのプレフィックスが付与されたものを受信します。
例えば以下のグループすべてに所属している状態で、グループA,B,C が同時に宛先に指定されて受信した時、メンバーの受信トレイには [groupA]、[groupB]、[groupC] いずれかのプレフィックスが付与されたメールが配信されます。
-グループAの件名プレフィックス: [groupA]
-グループBの件名プレフィックス: [groupB]
-グループCの件名プレフィックス: [groupC]
メンバーには実際には 3 通配信されておりますが、Gmail では同じメッセージ ID のメールは受信トレイに 1 通しか表示されない仕様となっているため、結果的に一番最初に受信したグループのメールが受信トレイに配信されます。このため、どのプレフィックスが付与されるのかは配信状況によって異なります。
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