▼アカウントの競合について
「アカウントの更新が必要です」というページが表示されるのはアカウントの競合が発生しているためです。
アカウントの競合が発生するのは、以下の原因が考えられます。
(1) Google Workspace のアカウント (A) を登録する前に、同一アドレスを使用して何らかの Google サービス (Analytics や YouTube など) を利用していた。
Google Workspace のアカウント (A) を作成する前に同一アドレスで何らかの Google サービスを利用していた場合、Google アカウント (B) が作成されます。この状態で同一アドレスの (A) のアカウントが作成されると、既に同一アドレスのアカウント (B) が存在するため競合が発生します。
(2) 新インフラ(*)へ移行する以前に、Google Workspace のアカウント (A) と同一アドレスを使用して何らかの Google サービス (Analytics や YouTube など) を利用していた。
新インフラへ移行する前に Google Workspace のアカウント (A) と同一アドレスで何らかの Google サービスを利用していた場合、Google アカウント (B) が作成されます。この時点では (A) と (B) は別のアカウントとして認識されていましたが、新インフラに移行したことにより (A) と (B) が同一アカウントとして認識されるようになったため、競合が発生します。
(3) 新インフラ(*)へ移行する以前に、Google Workspace のアカウント (A) を作成する前に Google グループのメンバーとして同一アドレスを追加していた。
(A) を作成する前に Google グループにメンバーとしてアカウントを追加すると、Google アカウント (B) が作成されます。この時点では (A) と (B) は別アカウントとして認識されていましたが、新インフラに移行したことにより、(A) と (B) が同一アカウントとして認識されるようになったため、競合が発生します。また、Google グループのメンバーが (B) と紐付いている場合、(B) のアドレスとグループのメンバーのアドレスは連動して変更されます。
▼アカウントの競合の解決について
アカウントの競合が発生した場合、(B) のアカウントは「***%{ご契約ドメイン}@gtempaccount.com」という仮のアドレスに自動で変更されますので、(B) のアカウントを別のメールアドレスに変更することで競合の解決を実施してください。
競合の解決方法は以下のヘルプ記事をご参照ください。
なお、競合を解決後に (B) のアカウント上のデータを (A) のアカウントに関連付けたい場合は、アカウントのデータを (B) から (A) に移行できます。
▼新インフラとは
2010 年 11 月より Google Workspace アカウントの新しいインフラストラクチャ (新インフラ) への移行が開始されました。
・10 倍以上ものアプリケーションを Google Apps で利用可能に
以前は Google Workspace アカウントと Google アカウントのインフラが異なっていましたが、この移行により、Google Workspace アカウントが Google アカウントとして認識されるようになっています。
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