インターネットでやりとりされるメールの情報は、メッセージソースより確認できます。
メッセージソースは以下の情報で構成されています。
(1) メッセージヘッダー
メールの差出人や宛先・配信経路・メッセージ ID など、様々な情報がヘッダー情報として付与されています。
(2) ボディ
本文の内容がボディとして付与されています。
▼メッセージヘッダーを取得する
メッセージヘッダーは、メッセージソースの取得により確認できます。
具体例として Gmail 受信トレイからメッセージソースを取得する方法と、Google グループにアーカイブされた情報からメッセージソースを取得する方法について、以下に記載いたします。
【Gmail 受信トレイから取得する】
- Gmail にログインします。
- メッセージヘッダーを取得したいメールを閲覧します。
- 「︙」をクリックし「メッセージのソースを表示」をクリックします。
- メッセージヘッダーや本文情報が表示されることを確認します。
【Google グループにアーカイブされた情報から取得する】
- グループにアーカイブされたメッセージを確認します。
- メッセージヘッダーを取得したいトピックを閲覧します。
- 右上の下三角ボタンをクリックし「元のメッセージを表示」をクリックします。
- メッセージヘッダーが表示されることを確認します。
▼メッセージヘッダーの情報を確認する
メッセージヘッダーは下から上に向かって情報が付与されていきます。
Gmail にてメールを受信した際の基本的な構成は以下の通りです。
①メール作成時
Date・From・件名・宛先の情報が付与されます。
②送信者のメールサーバを経由した時
メッセージ IDや経由したサーバの情報が付与されます。
③受信者に配信された時
受信者に配信されるまでに経由したサーバの情報などが付与されます。
▼メッセージ ID の情報を確認する
メッセージ ID は、メールを特定するための一意の ID です。
メッセージヘッダー内の「Message-ID」という項目に記載された値がメッセージ ID です。
メッセージ ID を取得すると、メールログ検索にて特定のメールの配信状況を確認したり、Gmail のメール検索を行えます。
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