端末を紛失した際、 Google Workspace にログインした状態であったり、Cookie にユーザー名やパスワードなどのログイン情報が残っていますと、そのまま継続して Google サービスを利用できてしまう恐れがあります。
継続してアクセスできないようにするためには、以下の対策を実施してください。
・紛失した端末からの Google サービスへのアクセスをブロックする
【管理コンソールにてユーザーのログイン Cookie をリセットする】
以下の手順でログイン Cookie をリセットしてください。
- 管理コンソールにログインします。
- 「ユーザー」をクリックします。
- 対象のユーザーを探します。
- ユーザーの名前をクリックし、詳細画面を表示します。
- 「セキュリティ」>「ログイン Cookie」>「リセット」をクリックします。
こちらを行うことで、該当ユーザーは現在のすべての HTTP セッションからログアウトされますので、次回 HTTP セッションを開始して Google Workspace にログインする際に、改めて認証を受ける必要があります。
【パスワードを変更する】
念のためパスワードの変更を行っておくことをお勧めいたします。
【携帯端末のデータをリモートで削除する】
携帯端末に Google Sync が設定している場合や、Android 搭載端末に Google Apps Device Policy アプリをインストールしている場合は、「リモートワイプ」機能をご活用ください。リモートワイプは、該当端末のデータをすべて消去し、端末をリセットする為の機能です。
リモートワイプをご利用いただくには、ユーザーの端末で Google Sync、または端末ポリシーが設定されている必要があります。
後から Google Sync、端末ポリシーをインストールし、リモートワイプを実行することはできませんので、予め設定を行ってください。
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