別ユーザーの Gmail に代理でアクセスできるようにするには、Gmail へのアクセス権の委任機能を利用します。
※メールの閲覧は不要で、代理で送信のみを行いたい場合は From を変更する方法もございます。
※連絡先を代理で編集したり、カレンダーの予定を代理で作成したりすることも可能です。
▼準備
Gmail へのアクセス権の委任を許可するかどうかは、管理コンソールにて制限できます。ユーザーの委任機能の利用を許可する場合は、以下の設定を実施してください。
- 管理コンソールにログインします。
- 「アプリ」>「Google Workspace」 > 「Gmail」 > 「ユーザー設定」 > 「メールの委任」 にて委任できるようにするチェックをオンにします。
▼手順
ユーザーAの Gmail に対してユーザーBが代理でアクセスしたい場合、アクセス権の委任の手順は以下となります。
<ユーザーA : test01>
- ユーザーAの Gmail にログインし、右上の歯車アイコン > 「設定」 をクリックします。
- 「アカウントとインポート」または「アカウント」をクリックします。
- 「アカウントへのアクセスを許可」 > 「別のアカウントを追加」 をクリックします。
- 表示されたダイアログにてユーザーBのメールアドレスを入力して「次のステップ」をクリックし、確認メッセージに問題がなければ「メールを送信してアクセスを許可」をクリックします。
※ ユーザーAが指定できる代理人の数は最大で 25 人です。
<ユーザーB : test02> (代理人)
- 「〇〇から△△へのアクセス権が付与されました。承認しますか?拒否しますか?」という件名で、ユーザーAへのアクセスが許可されたことを知らせる通知メールがユーザーBに届いていることを確認します。
- 通知メールに記載されている承諾用のリンクをクリックして承諾します。
- 手続きが完了するまで最大で 30 分程度待機し、ユーザーBの Gmail の画面更新を行います。
- 設定が完了すると、ユーザーBの Gmail 右上のメールアドレス (またはアイコン) をクリックした際にユーザーAが(代理)という形で表示されますので、こちらをクリックします。
- 別タブでユーザーAの Gmail が閲覧できることを確認したら、こちらの画面にて代理で操作を行います。
※ ユーザーBが代理アクセスできる人数は最大で 512 人です。
▼確認
代理送信したメールを受信者が閲覧した場合は、送信者 (ユーザーA) の右隣に「送信元」として代理人 (ユーザーB) のアドレスが表示され、代理で送信されたことが確認できるようになっております。
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