※ 本件は Postini をご利用であり、既に移行対応を完了したユーザー様向けのご案内となります。
※アーカイブデータの移行が完了するまではユーザーの削除は実行しないでください。
Postini 移行後、ユーザーの削除を実行すると Google Apps の他、Vault からも削除され、アーカイブ情報が失われてしまいます。
アーカイブ情報を保ったまま Google Apps ユーザーを削除するには、VFE ライセンスを割り当てる運用が必要となります。
VFE ライセンスは退職者など、既に Google Apps を利用していないユーザーのデータを Vault 上でも閲覧する為に付与するライセンスとなります。
こちらを付与しますと、Google Apps、Vault のライセンスが消費されることはございません。
Vault ライセンスの詳細、及び Vault ライセンスから VFE ライセンスへの変更手順につきましては、以下に記載がございますので、ご参照ください。
Vault Former Employee ライセンスの割り当て
https://support.google.com/a/answer/6067442?hl=ja
Vault Former Employee ライセンスに関するよくある質問
https://support.google.com/a/answer/6067454?hl=ja
※ 以下につきましては、弊社の Gluegent Gate をご利用のユーザー様向けのご案内となります。
Gluegent Gate をご利用のユーザー様につきましては、現在の設定のまま Gluegent Gate 側よりユーザーの削除を行いますと、Google Apps、Vault でもユーザーが削除され、アーカイブ情報が失われてしまいます。
これを回避するためには、Gluegent Gate の設定を以下のような変更をしていただく必要がございます。
- Gluegent Gate の管理画面の [シングルサインオン] > [Google Apps] > [ユーザの論理削除] の項目の [有効] にチェックを入れる。
こちらの設定を行うことで、Gluegent Gate よりユーザーの削除を行いますと、Gluegent Gate 上からはユーザーが削除されますが、Google Apps 上ではユーザーが [停止中] の状態となります。
その後は、Google Apps の管理コンソール上で VFE ライセンスを該当ユーザーに付与してください。
こうすることで、Google Apps のライセンスは解除され、VFE ライセンスのみが有効となります。