現在、以下の件名のメールが Google Workspace 管理者向けに配信されております。
件名: [ ご対応のお願い ] 管理者アカウントに対して 2 段階認証プロセスを有効にしてください
メールには 2023 年 10 月より、販売パートナー ドメインに関連付けられているすべての管理者アカウントで 2 段階認証プロセスを有効にすることが必須になる旨の記載がございます。
こちらは記載のとおり、「パートナー(=販売代理店)」のリセラーコンソール等の管理画面が対象となります為、現状お客様のご利用に影響はなく、対応は必須ではございません。
しかしながら、管理コンソール等へのログインについて、2 段階認証プロセスを必須とする流れがございます為、今後 admin.google.com への特権管理者によるログインも 2 段階認証プロセスが必須となる可能性がございます。
2 段階認証プロセスを有効にしますと、ログインの際にパスワードの入力に加え、本人確認を行うことが必要となります。
セキュリティ強化の対策として有効である為、特に特権管理者であるユーザーについては、設定を推奨いたします。
なお、2 段階認証プロセスは任意のユーザーでのみ利用することが可能となっており、SSO をご利用の場合も特権管理者の権限を持つユーザーでのみご利用いただくことが可能でございます。(SSO 利用時の特権管理者のログインについては、「情報」をご参照願います。)
設定方法等につきまして、詳しくは以下をご参照ください。
2 段階認証プロセスを導入する
※ 設定を強制しますとログインいただけなくなる可能性がございます為、[適用] の項目にて [強制しない] を選択ください。
情報:SSO 利用時の特権管理者のログインについて
特権管理者であるユーザーにつきましては、SSO が有効となっておりましても、mail.google.com/a/(ドメイン名) などのドメインが記載された特定の URL を除き、管理コンソールを含め各 Google サービス画面から SSO を経由することなくログインが可能となっております。
こちらは、万が一 SSO の遷移先で問題が発生した際に、管理者がログインできなくなることを防ぐ為の Google 側の仕様となります。
この為、SSO をご利用の場合も、特権管理者の権限持つユーザーについては、2 段階認証プロセスの設定をご検討いただければと存じます。