Google カレンダーでは「予定のプライバシー設定」を設定した予定を登録できますが、各設定が行われた予定を閲覧しようとした時、閲覧者に付与されている共有権限によって見え方が異なります。
「ユーザーAのカレンダーの予定をドメイン内のユーザーBが閲覧した場合」の見え方を例として、以下に違いを説明いたします。
【ユーザーA(予定の登録元)のカレンダーの共有設定】
(a) 共有設定にて、「予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)」となっている場合
⇒この設定により、「デフォルト」は「時間枠のみ、詳細は非表示」となります。
(b) 共有設定にて、「予定の表示(すべての予定の詳細)」となっている場合
⇒この設定により、「デフォルト」は「すべての予定の詳細」となります。
(c) 共有設定にて、ユーザーBに明示的に「予定の変更」以上の権限を付与した場合
⇒この設定により、「デフォルト」は「予定の変更権限」以上となります。
【ユーザーA(予定の登録元)とユーザーB(閲覧者)の見え方】
ユーザーA |
ユーザーB (a) の権限が付与されている時 |
ユーザーB (b) の権限が付与されている時 |
ユーザーB (c) の権限が付与されている時 |
---|---|---|---|
予定なし:デフォルト |
予定自体が閲覧できない |
詳細な予定を閲覧できる |
詳細な予定を閲覧できる |
予定あり:デフォルト |
"予定あり"と表示される |
詳細な予定を閲覧できる |
詳細な予定を閲覧できる |
予定なし:公開 |
詳細な予定を閲覧できる |
詳細な予定を閲覧できる |
詳細な予定を閲覧できる |
予定あり:公開 |
詳細な予定を閲覧できる |
詳細な予定を閲覧できる |
詳細な予定を閲覧できる |
予定なし:非公開 |
予定自体が閲覧できない |
予定自体が閲覧できない |
詳細な予定を閲覧できる |
予定あり:非公開 |
"予定あり"と表示される |
"予定あり"と表示される |
詳細な予定を閲覧できる |
[外部向け表示] の使い方について、こちらの記事にも記載がございますのであわせてご参照ください。
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